段取りという言葉が好きになる、ピクミン4の感想
ついに発売となったピクミンの新作
【ピクミン4】
ピクミン3がでた時ですらまさか新作がと思っていましたが、
まさか更に新作が出るだなんて…!
4と続編物で、初めての人お断り、というわけではなく、むしろピクミン気になる人はここから始めた方がいいんじゃないか、そう思える作品でした。
先行き不安なあらすじ
とんでもなく心配なレスキュー隊だな!!
新人以外全員いなくなるなんてそんな馬鹿な!
とは思うものの、原生生物に対してプレイヤー達レスキュー隊はほぼ無力なため、初めて敵にあった時に納得するでしょう。
ピクミンに会えたことは新人にとって最高のラッキーだったのかもしれません。
キャプテン・オリマーは今までの主人公であり、ヒロインであり(?)この作品の象徴なので今回も操作できないと思い、ゲーム開始時には悲しく思いました。
ただ、別のモードでは操作できますし、キャラメイクしたものが主人公というのは愛着が湧くかも知れません。
今作は不思議ないきものピクミンと協力し、遭難者を助けつつ、次に進むために必要なお宝を見つけていくのが目標となります。
今までの全てのピクミンが出ます!
ピクミンは色によって様々な特徴があり、ステージに出せる最大100匹と一緒に、様々な困難に挑んでいきます。一匹ではほぼ無力、数の暴力で自分より何倍もでかい生物と戦います。
今作に追加されたピクミンは氷とヒカリ、どちらもかなり強力です。水も敵も凍るのである程度手元にいると安心できる氷、最終的にいつでも補充でき、なんでもできるヒカリ。わかりやすく強いのでどこでも使いたくなります。
そして今までのピクミンが全て使えるため、紫ピクミンがストーリーで使えます。歌だと力持ちと簡単な説明ですが、全部こいつだけでいいのでは…?というほど強い。火や水、電気、ガス、氷…様々な問題はありますがパワーがそれを解決する。そんなピクミン、使ったら虜ですよ。
ダンドリよく仕事をするんだ!!
1日の制限時間があり、限られた時間で最高のパフォーマンスをだすためにはどうすればうまくいくのかを考えながら動かしていく、『ダンドリ』が大事なゲームです。というかダンドリをはちゃめちゃに推してくるのがこのゲーム。
あまりいいイメージはない言葉でしたが、覆されるほどの気持ちよさがありました。
ステージではマップをみてある程度何があるか分かります。そこからどうやって上手く進めるのか、そして始めてみて上手くできた時の快感はたまりません。
様々なモードがダンドリを加速させる
ストーリーの中に、
対人要素の『ダンドリバトル』
収集の速さを競う『ダンドリチャレンジ』
タワーディフェンスみたいな『夜の探索』
オリマーを使って制限時間のあるストーリー
『オリマー遭難記』
とあり、さらに短い制限時間と問題が悩ませます。特にダンドリチャレンジはしっかり考えないと上手く行かないことが多くあります。
どうやれば上手くいくか、早くできるか、ピクミンをなくさずに進めるのか…ああ!ダンドリよく仕事したい!!
これがダンドリ良くするという気持ちか!!と感動しました。
簡単になったが故に無くなったもの
ピクミンはびっくりするほど簡単にやられます。
食べられる、潰される、溺れる、燃える…
急に多くのピクミンがやられることもあるんですが…ちょっと戻す機能があります
これすっごい便利です。本当にふとピクミンがやられ全てが消えていく喪失感に耐えられない時があるんですが、ちょっと戻すと上手く進めることが多々あり、いい機能です。いい機能だから使いたくなる。
あ、やべやられた、あーこっから戻るの面倒だな一旦やり直すか…になっちゃう
じゃあ使うなよって言われると…まぁそうなんですよ、でも、ちょっと戻れるんですよ?
オッチンが強すぎる!!
今回サポートキャラとしてオッチンという犬がいます。ピクミンの様に物を運べ、敵と戦います。タックルで敵を気絶させることもできます。更にプレイヤーのように指示ができて、勝手にピクミンも集めてくれて、スキルを覚えるとより強くなれいや強すぎる!!何でもできる!!
自己再生もできます。あと可愛いです。
もうこいつだけでいいのでは?
正直ピクミンがやられやすい敵はオッチンをぶつければいいのです。いや〜オッチン強すぎる〜!
じゃあ使わなきゃいいって?
…それはできないってぇ
生理的に無理な敵ばかり
結構好きなゲームなので短所の様で褒めていたわけですが、本当の短所は原生生物が気持ち悪いというところです。
虫とかナメクジ苦手だときつい。
嫌な敵だからこそ、この惑星で生き残るのは難しいのだろうけどちょっとな…出る敵出る敵全部気持ち悪い要素があってきつい。
過去作は何だこいつ!!、今作はうわぁ…現実にいてほしくないって感じでした。
チャッピーって可愛かったんだなぁ…
おしまいに
長所
・パズルアクションとしての完成度の高さ
・様々なモードで飽きない楽しさ
短所
・痒いところに手が届きすぎる
・オッチンが強すぎる
・敵が気持ち悪い
操作性としてロックオン機能は結構狙ったところにならずモヤっとします。使わなきゃいいくらいなので気にならず。ショートカットキーが人によってやりづらく感じるかも。
ちなみにゲームが難しいと思ったら二人プレイがおすすめです。二人目は画面に向かって石を投げて援護するfpsみたいなことができます。しかもこれが優秀。一人でもできなくはないので、本当に厳しかった場所は二人プレイにしてやってみるといいかも知れません。
クリア後の要素としてダンドリチャレンジを更に難しくしたものがあるのでもし歯ごたえないなと思ってもそのまま続けてください。
(クリアできなくて)眠れない夜が楽しめます。
前作にあった大物ボスがほぼいないため、なんかこのステージ終わったなぁという気持ちになりにくいと思います。
地下は分かるけど地上にもそういうボスいてほしかったというわがままですけどね。
もう続編は出ないかも知れない。
それくらい今までの集大成であり、完成系な気がするピクミン4をぜひプレイしてみてください!
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