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310+1 シネマプロジェクトについて

コロナ騒ぎがおこる少し前、2019年の暮れあたりから「お手伝い」という名目で特に何ができるわけでもない私が関わらせてもらっている 310+1(ミトプラスワン)シネマプロジェクトについてのお話をさせていただこうと思う。
https://310cinema.wordpress.com/

310+1シネマプロジェクトは、2011年の震災をきっかけに立ち上がった市民団体で、以下公式サイトから抜粋すると以下の通り:

310+1シネマプロジェクトは水戸市内を中心とする映画関係団体のほか、映画に関心のある個人、団体等により構成される市民団体です。
毎月1回情報交換を行ったり
映画を核とした多様な活動の企画、運営等を行ったりしています。

というわけで、そういう団体です。

どういう経緯で私がお手伝いをさせてもらう今に至るのか。

遡ること2019年10月、私は水戸映画祭に足を運んでいた。

ここ数年、コロナ関係なくだらだらとリモートワークをしていた私は、家で働くという環境には満足していたけど、とにかくつまらなかった。
東京ではたくさんできたことができない(距離の問題、車がない問題、その他色々)。
映画は好きだけど、ここでは見たい作品によっては、電車のスケジュールやらなんやらを確認しないといけない手間を考えると腰も重くなる。

そんなことを1,2年考えててやさぐれていた私だったけど、2年くらい経った時に、いよいよ水戸と仲良くならなきゃいかんな、みたいな謎のスイッチが入った。理由は忘れた。とりあえず歩ける範囲で面白いことないのかな、と自分の生活圏内で出会える面白いものに目を向けようと意識し出した矢先に水戸映画祭を知った。知った、というと語弊がある。というのは、2019年よりも前に行ったことはあったから。

ただ、2019年はちょっと違っていて、以前行ったときよりも、いわゆるミニシアター作品への興味が増していて、当時色々観たい作品は水戸周辺に来ることは滅多になくて、すごく自分の中でフラストレーションが溜まっていた時期だった。だから、観たかった作品を一部でも水戸で観る機会があってすごい嬉しくて、でもお客さんが少なくて、そこにも「なんでやねん!(来てない人に)」みたいなフラストレーションがあって、その年めちゃくちゃアンケート用紙に書き込んだ。

そのときに、ボランティア参加しませんか?みたいなチェック項目があって、もう前のめりでぜひぜひ!と思ってチェックしたのだけど、音沙汰がなく、「あんな内容のアンケート書いてしまったし、うざかったよな..でもなんかできるならなんでもやらせてほしい」と思ったこともあり、映画祭の時にもらったシネポートシアターのチラシの情報を思い出したので、2019年11月のシネポートシアターに足を運んで、「水戸でこんな活動してるのいいな!」と思った(作品は「乱世備忘 僕らの雨傘運動」)。

そこで上映前の挨拶をしていたのが、代表の寺門さんで、映画祭の時もいろんなトークセッションの司会をしていたので、早とちりした私は「この人が代表か!」と、その後寺門さんに直々にメールを送りつけ、いわゆる「たのもー!!」みたいなことをした。寺門さんはとてもいい人で、柔らかい物腰で「ぜひどうぞ。まずは月1のミーティングから参加しませんか?」的なお返事をいただき、そこからこの面白い活動に微力ながら参加させてもらって今に至る。
ちなみに、寺門さんは別に映画祭の代表ではないというのは後々分かる笑。でもおかげで映画祭にもちゃっかり関われている。

こういう経緯で、今こうしてミトプラスワンに関わって、水戸もいいところだな、自主映画とか小規模な映画とかたくさん映画やってくれるところ増えたらもっといいな(素敵な所なんだけどやっぱりあまや座さんは車なしには遠い笑)、くらいには地元に対する劣等感というか「水戸なんて感」が薄れてきて、それは良かったな〜と思う。

少し自分の話が多くなりすぎてしまったけど...
310+1シネマプロジェクト、主催としては月1回、映画の上映会をCafé+zakka+gallery Minerva(ホテル水戸シルバーイン2Fのカフェ)で行っております。
夏の終わり、秋口にかけては、水戸映画祭に先駆けて、水戸芸術館の広場で野外上映を行っていたりします。

noteをうまく使えていない感は否めないけど、できるだけ上映会の情報をこちらからも発信したいと思います。

こんな世の中なので、県外の方に「来て!来て!」とは言いにくいのですが、茨城県民の方でこの記事を読んでくれた映画好きのあなた、ぜひ一度おいでなすってください。

更新が滞りがちなのが悪い癖なのですが、頑張ります。
(でもこの記事の最初に入れたリンクが一番情報早いし、水戸周辺の上映会の情報も盛りだくさんなのでそちらを見てもらうのもよし)

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