見出し画像

保育園の入園準備とお金のはなし

保育園が決まって、先日入園の説明会が行われた。わちゃわちゃと子どもたちが走り回る中、耳をそばだてて園長先生の話を聞く。絶対なにか聞き漏らしてそう。

でも、ようやく春からの具体的なイメージが湧いてきた。一緒に入園するお友達にもたくさん会えた。そして、用意するものもたくさん、出ていくお金もいっぱい…。

説明会のときには、その日が初対面のお母さんたちとどれくらいのサイズ買おうかと相談しながら、とりあえず大きめの体操服やスモッグなどを購入。
あとは着替えをたくさん。名前シール、おむつの名前スタンプ。着替えなんかはぶっちゃけメルカリで買うとかで全然いいと思う。
歩いていける距離にあるので、電動自転車は買わなくて済みそうだ。

保育園は4月1日から始まるところが多い。今年は4月3日が月曜日なので、3日始まりのところが多いのでは。入園式もあるようなところもあれば、ないところもある。私の決まったところは3日は入園式のみで保育なし。その週は2時間の慣らし保育から始まって、だいたい2週間ほどで徐々に保育時間を伸ばしていく。

入園式の服を~、と思ったけど、たぶん私もスーツとか来ていかないし、さして用意しなくてもよさそうだ。

保育園の場所や種類が違うだけで、この春の出費額はかなり変わってくる。春以降の保育料も。

現状、保育園は3歳以上は無償化の対象になるが、0,1,2歳は原則、保育料がかかる。認可を受けた保育園なら前年度の世帯の住民税額によってその額が変わり、企業型保育園なら、上限はあるもののある程度、園によって自由に決めることができる。

ただ保育料のほかにも、実際には延長保育料や給食費、おやつ代、工作につかう文房具類など、プラスでかかる場合もある。園で行われる行事が多ければ、その分出費も増える。本当に自治体や、入る園次第だ。

また前年度から大きく収入が下がったのに、前年度の収入で保育料が決められるため、保育料の支払いがしんどいケースがある。
仮に前年は1000万以上稼いでいたのに、転職して半分になったとか、働くなくなって0になったといった場合、1000万稼いでいたときに算出された高額な保育料を、収入がないまま負担しつづけることになる。

少し前に、こんな記事を書いたけど、固定残業代分も0になり、時短で年収が減少する、というような場合も大きく年収が下がる(ぶっちゃけ育休手当と変わらないくらいに)。

この場合も、声に出さないと(自分で色々調べないと)誰も助けてくれない。でも、ちゃんと市に相談すると住民税の減免などいくつかの打開策を教えてくれる。

たとえば児童手当を保育料に充てるといったこともできる。
この申請をすると、そのあいだ児童手当の給付もないけれど、高額な毎月の保育料引き落としがないので、家計的にはかなり助かる。
大体の場合、「保育料>児童手当」であることが多いのだけど、保育料全額を払い終わるまで児童手当から少しずつ徴収される形になるので、私の場合、子が小学校2年生くらいになる頃に、ようやく保育料を全て払い終えた気がする。

額にすると、そんなに大した金額でもないかもしれない。けれど、チリも積もれば、でじわじわと子どもの数だけ、お金は少しずつ消えていく。それでも子どものために、できる限りの投資はしたい。

個人の工夫だけでは、どうにもならないことがある。いろいろな統計のデータは出ているのだから、ぜひ社会政策に活かしてほしいと願うばかりだ。


読んでいただいて、ありがとうございます。お互いに気軽に「いいね」するように、サポートするのもいいなぁ、と思っています。