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個人的な「個人的な三月」

BlackBirdBooksで植本一子さんの『個人的な三月』を購入。

植本一子さんはBlackBirdBooksさんで個展をやる予定をしていて、それが3月以降の学校休校に始まる非日常の生活によって中止になる。ここから、この日記は始まっている。

私の三月はどうだったろうか。

いろんなカレンダーを振り返ってみて、私の三月はまだ、そんなに変わっていなかった。
学校は休みになったけれど、学童は続けていて子どもは毎日通っていた。会社にもあまり変わらず、出社できる日は行っていた。いろんなイベントごとは何も出来なくて中止になってしまっていたけれど、外を歩く人も多く、私も外でご飯を食べたりしていた。

妻の誕生日には、知り合いの洋食屋で晩ご飯を食べている。

LINDA HOSTEL 106にて、選書企画に参加した。テーマから、見せ方まで、ほとんど初めて会った人たちと一緒に決めて、「考える」というテーマで本を選んだ。

私は安直に、『歩きながら考える』を選んだ。ずっとずっと前から、歩きながら考えて続けているリトルプレス。日々の生活のことから、社会のこと、本のこと、人生のこと、いろんな人のいろんな言葉を残してくれて、散歩するように、私も考えを巡らせることができる。

私の三月は、そんな選書の企画もかろうじてできていた。なんとかやっていけてる私は、なんとか日常をいつもどおり過ごしたくて、考えることだけはやめずに歩き続けようと思っていた。

考えるだけではダメだと思ったのは、まだしばらく先のことだった。

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