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鳳凰単欉【乌岽古树茶】とチョコレート

中国茶を習い初めの頃、お茶請けに「チョコレート」が合うことを聞いた時はとても驚いた記憶があります。

当時の私にとって、中国茶は非日常で特別な存在だったのです。
また、当時は持っていた茶葉が台湾烏龍茶のみだったこともあり、淹れるときは律儀にドライフルーツをお茶請けとして用意していました。

最初は本当に少量ずつ買っていた茶葉たちですが、気に入った茶葉は徐々に購入サイズをアップさせていったり、さまざまな種類の茶葉を買うようになった頃、香港生活に突入しました。

すると専業主婦になって時間ができたことも加わって、中国茶を淹れることが日常化し、茶器を使って淹れるけれども場所はキッチン。
しかも、立ち飲み。
という立派なキッチンドリンカーへと変貌しました。

中国茶を飲むのが日常化すると、当然お茶請けも多種多様になっていきます。

軽食やお菓子をつまみながらだったり、食事と一緒にだったりと合わせる食べ物は千差万別。

また、お茶の味が分かっていると「このお菓子を食べるならあのお茶にしたい」と思うように変わってきました。

反対に「このお茶を飲みたいから、あのお菓子を食べよう」ということも出てきます。

今回はチョコレートをいただいたので、お上品にワンプレートにしたくなりました。

鳳凰単欉【乌岽古树茶】とチョコレート

今日のお茶は鳳凰単欉【乌岽古树茶】です。

鳳凰単欉【乌岽古树茶】

購入から10年以上経ってしまっていますが、まだまだ全然飲めます。

鳳凰単欉【乌岽古树茶】乾燥茶葉

袋を開けると、乾燥茶葉からすでに良い香りが立ち上ってきます。
花っぽい華やかな香りと微かな焙煎臭がほど良く混ざっていて、クンクンするだけで顔がニヤけてしまう。

鳳凰単欉【乌岽古树茶】を蓋碗淹れ

お湯を注ぐと香りが広がって、さらに幸せ。
「早く飲みたい」と思う気持ちを抑えながら、チョコレートを出して “お上品” を装ってみました。

が、メインがお茶になってしまい、ハイペースで飲み干してはお湯を注ぐ「のんべえ」が早々に出現。
ちっともお上品ではありませんでした。

茶海を使い、品名杯で飲むのと対してペースは変わらないはずですが、蓋碗だとハイペースぶりが顕著になってしまうようです。

「お上品」を装いたい時は、蓋碗はおすすめしません!

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