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「茶筅」にヒビが入ってしまった。。。でもあきらめないで!まだ使えるから!!!

先日「茶筅」を2種類いただいたのですが、片方は竹が乾いて裂け目が入っていました。

裂けてしまった「茶筅」(左)

裂けてしまっているこの「茶筅」は百二十本立てです。

私が今まで持っていたのはボロボロになってしまった
①八十本立て
②百本立て

私の「茶筅」たち

ボロボロ具合は②の百本立ての方がひどいですが、【抹茶】を点てた時にふわふわ泡を作りやすいのは②の百本立ての方です。

なので、百二十本立てならもっとふわふわ泡を作りやすいのではないかと思い、いただいてきました。

【抹茶】を点てる際、必ず「茶筅」をお湯に浸して柔らかくさせるのですが、これは「茶筅」が竹でできている性質を利用したもの。

他の種類の木材もそうですが、竹はお湯を吸うと柔らかくなります。

乾燥して裂けてしまっているので、水分を含ませたら裂け目が閉じるのではないかと思い、お湯を入れたカップに浸してみました。

「茶筅」さん、お湯につかり中

カップに入れた後はすっかり放置してしまっていて、引き上げたのは数時間後になってしまいましたが、まぁびっくり!

百二十本立ての「茶筅」さん、after の姿

なんということでしょう!
あんなに大きく裂けていた「茶筅」でしたが、一見裂け目がわからないくらいにピッタリと閉じています!

上の画像と同じ「茶筅」です。こちらはbefore の姿。

あれだけ裂けていたのに、裂け目が分からなくなるくらいになるんだ?
竹の吸水力、すご過ぎる!

穂先を整えながら乾かすために、「茶筅直し」にセットします。
そして、寝ます。

おやすみなさい。。。


一晩たった状態

翌朝起きたらまたまたびっくり!
乾くと、またまた割れ目が出現してきました。

でも大丈夫。安心してください。

お湯に浸してみました

この程度の裂け目なら、点てる前に少しお湯に浸せばまた閉じました。
もちろん、このお湯は穂先を柔らかくするのにも使います。

百二十本立ての「茶筅」で点てた【抹茶】

大きな期待をむねに点ててみましたが、期待したほどのふわふわ泡にはできませんでした。

私は手が小さめなので、"私には” 持ち手部分がちょっと太くて扱いにくかったです。

だけどせっかくいただいた「茶筅」なので、練習を重ねていきます。
技術レベルが上がれば、ベストな茶道具に出会えた時の相乗効果が上がるはず!

がんばれ、私!











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