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岩茶シリーズ【肉桂】その①

中国茶は
・白茶
・緑茶
・黄茶
・青茶
・紅茶
・黒茶
の6種類に分類され、烏龍茶は「青茶」になります。

そして烏龍茶にも種類がたくさんあって「岩茶」はその中の1つ。
「岩茶」で有名なお茶として【大紅袍】や【肉桂】があります。

今回は【肉桂】を淹れました。

その①と書いているのは【肉桂】でも、数種類の茶葉を持っているから。

持っている、と言っても飲み比べ用に分けてもらったものです。
しかも10年ほど前に。。。正確にはほどじゃなくて以上。

岩茶は強いお茶なので、私は体調が良い時じゃないと飲めません。

数種類いただいたからには飲み比べしたいし、できたら複数人で飲み比べたい。

そうして諸々の条件が合わず、とてつもない時間が過ぎてしまいました。

もう本来の岩茶の強さとかが抜け切ってしまっているし、飲み比べもできなくて良い。
ただ、これ以上の劣化はお茶に失礼すぎる。

そう思って、ついに【肉桂】を淹れることにしました。

「岩茶」用の茶壷を使うのはいつぶりなんだろう?

【肉桂】その① 乾燥茶葉
【肉桂】その① 1煎目(左)と2煎目

「肉桂」は中国語で「シナモン」です。
岩茶の【肉桂】は花とか果物の香りがする、ということから名付けられたそうです。
香りについては諸説ありますが、良いお茶は香りが良く長続きする、という点は共通しています。

【肉桂】その① 1煎目→2煎目→3煎目

香港の茶友たちの興味の大半は【プーアール茶】と【岩茶】で、【岩茶】の煎ごとの味わいの変化を知りたがっていたことを思い出します。

私は茶葉を少なめに入れて淹れたこと、何より年数が経ってまろやかになり過ぎてしまっているであろう茶葉なので、煎ごとの変化は味の濃淡くらいしか述べられません。

でも、さすが岩茶。
体がどんどんポカポカしてきました。
冷房にやられている喉が気持ち良い。
喉が潤う、ってこういうことか!

一緒に飲んでいた暑がりのこどもは何も言わずに飲みまくっていたけれど、代謝が良い人にはあまり変化がないのかしら?

岩茶用茶壷くんにはこのミニ皿はちょっときゅうくつだったみたいです。

追記

【肉桂】その① 茶殻


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