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【プーアール茶】のティーバッグ@バーミヤン

バーミヤンでドリンクバーを注文したので、いくつかのお茶を飲み比べしてきました。

そして最終的にティーポットでいただく、袋状ティーバックの【プーアール茶】で「飲茶」を楽しんできました。

ドリンクバーを注文した時、お茶コーナーにはティーポットが用意されているし、中国茶器数種類あるし、しかもテトラパック(ピラミッド型)のティーバッグが大半だから期待大!と思っていました。

だから最初は自分が持っていないお茶を楽しみたくて【祁門(キーモン)紅茶】を選び、ポットとカップを温めてた後ワクワクしながらテトラパック型の【祁門】を入れてお湯を注ぎました。

【祁門紅茶】はキーモン・キーマン・キームンとも呼ばれ、世界三大紅茶の一つ。中国のお茶所安徽省の祁門県で生産される紅茶です。

世界三大紅茶とは

①スリランカの【ウバ】

②インドの【ダージリン】

③中国の【祁門】です。

【ダージリン】は以前記事にした【正山小種】との関係が深いので、それもまた別記事にしたいと思います。

ルンルンで席に戻り味見のためにカップについで飲んでみると「あれ?薄い」。。。

ティーポットが大きめだから抽出時間が足りなかったかな?と思い、もう少し経ってから飲んでも薄い。。。

まだまだ時間がかかるのかと思い違う種類を飲もうと思ってドリンクバーに行き、他のお茶を選んでいる時に気付いてしまいました。

お湯を抽出する機械の温度設定が『92℃』と表示されていることに。

うーん。。。もう少し温度が欲しい!

でも、きっと『92℃』はバーミヤンにおいてあるお茶のティーバッグのラインナップがおいしく抽出できる最大公約数としての温度なのだろうから、淹れ方を変えてみようと思い、ティーポットではなくティーカップで抽出する方法に変更。


また、飲み比べたかったので【ダージリン】もセレクト。

こちらは普通の袋状のティーバッグでした。

結果、【祁門】の抽出は本当に本当にゆっくりで、やっぱりもうちょっと温度が欲しいと思ってしまいました。

だけど【ダージリン】は茶葉が細かいからか『92℃』でも抽出が早く、すぐにお茶の色が濃くなっていきます。なので渋くならないようにティーバッグを引き上げたところ、「おいしい!」と声に出してしまいました。

フルーティーな香り、やさしい甘み。

今まで紅茶は沸騰したお湯で淹れるもの、と思い込んでいましたが、袋状のティーバッグのように細かい茶葉のものは実は沸騰させた後に少し温度を下げてあげた方がおいしさを引き出せるのでは?

日本の水であれば『92℃』であっても、抽出時間が長くなってしまうと渋みが出てきてしまうから茶葉の引き上げは必須だけど。

私が今まで飲んできたティーバッグの【ダージリン】は渋みが強い、という概念が覆されました。

そして、私のお茶を味見したこどもも同感だったみたいで「【祁門】よりも【ダージリン】の方がおいしい。こっち(【ダージリン】を指して)はいつも飲んでいるおいしい味」。と言っていました。

いや、【祁門】だってもう少し温度が高ければもうちょっと抽出されるよ?もしくは茶葉が細かくなっていれば。

袋状のティーバッグ&『92℃』でもおいしく淹れられることに確信を持てたので、いざ本題へ!

バーミヤンのドリンクバー、お茶コーナーには袋状のティーバッグタイプの【プーアール茶】も置いてありました。

目に入った時から味が気になっていたので、まずはティーカップで試飲。

カップを温め、ティーバッグを入れてお湯を注ぎ、一度流して「洗茶」。

ティーバッグに加工されていること、ドリンクバーにおいてあることから【熟茶】だとは予想がついていましたが、何しろティーバッグの【プーアール茶】を飲むのは初めて。

不要なのかもしれませんが、私は「洗茶」しました。

茶葉が細かいからか抽出時間は早く、席に戻ってすぐに飲み頃となっていました。

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色がもう熟茶のこってり感を醸し出しています。

ティーカップではすぐに飲み干してしまったので、今度はティーポットで淹れようと思い、すぐに行動。

ティーポットは容量が多いので、ティーカップほどの抽出時間ではありませんが『92℃』でもしっかり出ます。

抽出濃度はお好みで調整可能だし、お湯の継ぎ足しもできました。

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左の茶色のカップは抽出時間が長いもので、右の白いティーカップはティーポットにお湯を注いで比較的すぐに淹れたものです。

バーミヤンだったらチェーン店だし、値段もバカ高いわけじゃないから気軽に行けるなー。

次にドリンクバーを頼んだ時は、また違う楽しみ方をしてみたいな。

思いがけずおいしい【プーアール茶】に出会えてうれしかったな。

ちなみにこれは抽出後のティーバッグです。

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お店の中でティーバッグを割くわけにはいかないので、この写真ですが、茶葉が細かいのが分かります。

このティーバッグならより多くの人が簡単にプーアール茶を楽しめると思うので、ぜひバーミヤンに行って【プーアール茶】のティーバッグを探してみてください。

おすすめします!

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