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不動産の仕事を、AIやDXなどにどうフィットさせていくのだろう。。。という話。

幸せを届けたい不動産屋、坂下です。

不動産売買のお手伝いをしていて思うことは、
「不動産って一つとして同じものが無いなぁ。。。」
ということです。

同じような立地の同じような不動産でも、一つ一つすべての条件が違います。
全く知らない法的規制が絡んでいたり、隣地との微妙な取り決めが存在したり、
現地をよく見ていても気づかないこともたくさんあって、契約書を作成する時などは本当に神経をすり減らす勢いで確認作業などに追われます。

この前も、市街化調整区域の土地建物の売買契約書を作成していた時、
調整区域ということもあり、役場調査も慎重に進め、県に再建築の要件などの確認など詳細に調べていたのですが、
いざ、契約書を作成しているときに、道路向かいに川が流れていて、
「あれ?この川ひょっとして、河川法にかかる川では?」
と思い、急ぎ、県の河川担当へ確認すると、見事に1級河川で、河川保全地域に該当することが分かりました。

恥ずかしながら、近くに流れている河川のことを見落としていました。。。
まぁ、契約前に気がついたので良いのですが、
こういうこと(河川法にかかるかも)ということは、役場調査をしていても役場からは教えてもらえません。
現地を確認した時に、自分で「これは河川法にかかるかも・・・」と判断して調査するしかないのです。

これは、もう、経験で対応するしかないです。
新人不動産営業マンには難しいかもしれません。

世の中、AIが進んで、DX化の波が来ても、こういった経験値はどうやってデジタル化していくのでしょうか?
特に、不動産の仕事は、いかにも人間臭い、その物件によって細かく「事情」が付きまといます。

デジタル化など、僕はどちらかというと歓迎派なので、どんどん取り入れるべきだと思っていますが、
あまりにもアナログな対応が必要な不動産業務。
どうやって技術をフィットさせていくのか、個人的にはすごく楽しみです。

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坂下 久也

株式会社ハウスアイビー 取締役
長良川行政書士事務所 所長

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