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SVBの破綻から考える、情報のインプットについて

幸せを届けたい不動産屋、坂下です。

シリコンバレー銀行(SVB)の破綻のニュースが大きく報道されています。
SVBは、ベンチャーキャピタルと数多く取引のある、スタートアップ系を顧客とする大手金融機関というイメージでしょうか。

さては、欧米のスタートアップ市場に何かあったのか?
と思ってニュース記事を読んでいくと、
いわゆる「取り付け騒ぎ」で破綻したということらしいです。

取り付け騒ぎとは、
「特定の金融機関に対する不信・不安が煽られた結果、預金者が払い戻しを求めて金融機関へ殺到し、大混乱を招くこと。不安の種は根拠の希薄な風評であることが多いとされる」
とweblio辞書にあります。

日本でも古くは1927年(昭和2年)に東京渡辺銀行が、1973年(昭和48年)に豊川信用金庫が、取り付け騒ぎを起こして(起こされて?)います。
特に、東京渡辺銀行は、その後破綻したというから、大きな騒動ですね。
前者は時の蔵相の間違った失言により、後者は女子高生の冗談から、取り付け騒ぎが起きたと言われています。

財務が健全かどうかではなく、人の噂や間違い、世間の風評などで
金融機関が破綻にまで追い込まれる事態に追い込まれる可能性もあるということは、怖いですね。

SVBの取り付け騒ぎによる破綻が、単なる風評被害なのかどうかは分かりませんが、
(その辺の解説などはネットに溢れてますが、僕にはやや難しくて。。。)
風評で金融機関が破綻する、という人間の心理がヤバいなぁと。

真偽を確かめることもせず、世間のいうことを鵜吞みにしてしまう、
真偽を確かめる術が無いという感じもあるのでしょうか。

不動産の取引をしていても、そういう「真偽」を確かめられず、ネットに出回る情報などを
鵜呑みにしてしまうような人もいます。

不動産の情報ソースがどこから、何の根拠で出ているのかをしっかり見極めなくてはダメです。
不動産の専門家ではない人が語る、不動産情報などがよくあるのですが、
それがちょっと的外れなことがあったりするので、やはり、不動産のことは不動産のプロに確認してほしいなぁ、と思います。

何事もその道プロに相談するべきですね!

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坂下 久也

株式会社ハウスアイビー 取締役
長良川行政書士事務所 所長

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