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そのとき、別れのとき。

2月の中旬に予定している住居移転に際し、不要なものを捨て身軽になろう!(=捨てる)と決めたのですが、その一方で生活必需品は手元にある物を大切に使っていこう!(=捨てない)としています。
もちろん、全てを一新できれば気持ちがいいのでしょうけど、金銭的にそんな余裕はありません。

引越し先も新築ではなく中古マンション。
新居を探していたときは、駅から近い、ご近所に買い物スポットが複数ある、近くに公園があってリビングから緑が見渡せる…などいくつかの “譲れない” 条件を挙げていました。
しかし、見学に行ったあるお部屋に一目惚れ。前の住人が9年ほど前にフルリフォームして備え付けた大きな本棚、広いウォークイン・クローゼット、何より明るくて気持ちがいい玄関。。。他の条件をすっ飛ばして即決してしまいました。

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金銭的に余裕はない!のですが、それでもいろいろ物入りです。
◉これまで畳の上に布団をひいて寝ていたのですが「これを機に!」とベッドを購入。
◉以前ギックリ腰を経験している我々は、揃いのダイニングチェアが腰にフィットせず、現在はバラバラのチェアを持ち込んでいます。
「これを機に!」座り心地を確かめて、二人とも腰に負担がかからないお揃いのダイニングチェアを購入。
◉そしてどうしても欲しいのが勉強机。
ダイニングテーブルに本や資料を広げて探究心が盛り上がっても、食事の時間が来るたびに片付けてペースダウン。「これを機に!」絶対にスタディ・スペースを確保するぞ!と机を探しています。

以上、That’s all、これで打ち止め、もう買わないよ。あとは倹約生活に突入だ!

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しかし引越しが決まり、住人の我々が浮き足立ってくると、11年間愛着を持って暮らしたお部屋も何かを感じ取るのでしょうか、いろいろなことが起こりました。

前兆は去年の夏の終わりから。
洗面所の水が止まらなくなりました。レバーを下まで下げても
ぽたッ。。。。。ぽたッ。。。。。
と間隔を空けて水が漏れ出てきます。パッキンがダメになったのかしら?。
管理会社に連絡したら、すぐに新しくしてくれました。

そして秋、突然お湯が出なくなりました。朝晩の冷え込みが始まってきた時期、慌てて管理会社連絡したら「給湯器の買い替え時期なので」とすぐに新しい給湯器を取り付けてくれました。
「賃貸って、これだから助かるねぇ」。世の中は部品不足、修理も順番待ち…と言いながら、業者さんも大手の管理会社相手では後回しにできませんからね。

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去年の暮れ、お風呂場の換気扇が少し音を立てるようになりました。
大きな音ではないのですが、私は毎朝5時からシャワーを浴びているので、ご近所迷惑ではないかしら?と気が気ではないのです。
もうすぐ引越しなので、この段階でわざわざ管理会社に連絡して見に来てもらうのも…と放ったらかしにしています。ごめんなさい。

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今シーズンになって、ガスファンヒーターの調子があまり良くないようです。
設定温度の調整がうまく行かないのでしょうか。部屋が十分温まっているのにウォンウォン音を立ててファンが回っています。あらあら。大丈夫かしら。
冷え性の私にとって暖房=ガスであり、夜中に足がつって飛び起きた時も、瞬時に私を温めてくれる強い味方。うーーーむ、どうしたものか。
やはり新しいファンヒーターが必要かも知れません。

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そして今年に入って、洗濯機に異変が起きました。
これまではスイッチONしたら「ピーッピーっ。洗濯ができましたよ!」のお知らせまで任せっきりだったのに、2023年になったある日、待てど暮らせど完成のアラームが鳴らず。「あれっ?アラーム鳴った?」と見に行くと、電子パネルが点灯したまま洗濯機がうんうん唸っていました。ごめんね、苦しんでいたのね。
どうやら「すすぎ」のタイミングで必要な「注水」の命令が届かなくなったようです。

11年間毎日酷使してきた洗濯機。そうね、もう買い替えどきだったのね。やむなし、購入するしかない!。せっかくなので新しい洗濯機は新しい環境で迎えてあげましょう。
というわけで、今は「洗い」が終わる頃合いを見計らって洗面所で待機。「すすぎ」ランプが点灯したら「一時停止」ボタンを押す → 洗濯機に接続したホースを取り外して洗濯槽に手動で水を張っています。水さえ補充してあげればあとは「スタート」。「すすぎ」→「脱水」とお任せできるのです。感謝ですね。
もう少し、もう少し頑張ってください。

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そしてそして。
昨晩、台所の照明がチラチラし始めました。
「この蛍光灯の寿命がきたら、次はLEDに変えようね」と話していたのですが、今?このタイミング?

残り10日間、少し暗い手元灯を頼りにキッチンで奮闘します。

<終わり>

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