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映画の楽しみ方

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映画の楽しみ方についての記事
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#映画レビュー

視点を変えると生まれる効果

時折、小津安二郎監督の映画の特徴としてローアングルによる撮影というのを目にすることがある…

Lawrence
2年前
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ルールを破ることで価値が生まれる

世の中にはルールがたくさんある。 法律というルールを破れば逮捕されるし、村の掟を破れば村…

Lawrence
2年前
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ヒッチコックの法則と伏線の見つけ方

映画の評価として「見事な伏線の回収」が言及されることがある。 しかし、前半もしくは中盤に…

Lawrence
2年前
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黒澤明作品の特徴と画面アスペクト比

映画監督・黒澤明の代表作といえば『七人の侍』(1954年)となる。 オールタイムベスト100の…

Lawrence
2年前
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ズームかドリーか

映画において、被写体を大きく見せていく方法として、ズーム・インとドリー・インがある。被写…

Lawrence
2年前
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人物の位置を見ればミステリーが解ける!?配置と動きの効果

映画においては、当然ながら人物が登場する。 人物は画面の中に配置される。そして、動きがつ…

Lawrence
2年前
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黒澤明の望遠レンズとキューブリックの広角レンズ

映画界で巨匠といわれる二人の監督がいる。黒澤明とスタンリー・キューブリックである。 黒澤明は、望遠レンズを多用することで知られる。スタンリー・キューブリックは、広角レンズを多用することで有名だ。 しかしそもそも、望遠レンズ、広角レンズとは何なのか。また、なぜ黒澤明は望遠レンズなのか。キューブリックは広角レンズなのだろう。 今回、この点について考えてみたい。 黒澤明とキューブリックの違いまず、黒澤明、キューブリックがそれぞれ、「二人が並ぶ背景に家が建っている」シーンを撮

「○○監督だったらどう撮る?PART2」映画監督における構図の特徴

巨匠たちの構図以前、映画監督における構図の特徴について記事を書いた。 今回、前回取り上げ…

Lawrence
2年前
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