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映画の楽しみ方

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映画の楽しみ方についての記事
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記事一覧

1+1=2にならない場合

当たり前だが、1に1を足せば2である。 これは説明する必要もない当然のことだが、しかし、映…

Lawrence
2年前
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視点を変えると生まれる効果

時折、小津安二郎監督の映画の特徴としてローアングルによる撮影というのを目にすることがある…

Lawrence
2年前
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ルールを破ることで価値が生まれる

世の中にはルールがたくさんある。 法律というルールを破れば逮捕されるし、村の掟を破れば村…

Lawrence
2年前
82

ヒッチコックの法則と伏線の見つけ方

映画の評価として「見事な伏線の回収」が言及されることがある。 しかし、前半もしくは中盤に…

Lawrence
2年前
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黒澤明作品の特徴と画面アスペクト比

映画監督・黒澤明の代表作といえば『七人の侍』(1954年)となる。 オールタイムベスト100の…

Lawrence
2年前
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ズームかドリーか

映画において、被写体を大きく見せていく方法として、ズーム・インとドリー・インがある。被写…

Lawrence
2年前
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人物の位置を見ればミステリーが解ける!?配置と動きの効果

映画においては、当然ながら人物が登場する。 人物は画面の中に配置される。そして、動きがつけられる。この配置と動きは、観客の心理に影響を与える。映画では、その心理効果を狙って、意図的な配置や動きの表現が行われている。 配置と動き。これらがどのような心理効果があり、また、映画においてどのような表現がなされているか、考えていきたい。 犯人はどっちだ?仮に、サスペンス映画で、以下のようなシーンがあったとする。 このシーンを見て、犯人を当てることが出来るだろうか? 白人物が左

黒澤明の望遠レンズとキューブリックの広角レンズ

映画界で巨匠といわれる二人の監督がいる。黒澤明とスタンリー・キューブリックである。 黒澤…

Lawrence
2年前
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「○○監督だったらどう撮る?PART2」映画監督における構図の特徴

巨匠たちの構図以前、映画監督における構図の特徴について記事を書いた。 今回、前回取り上げ…

Lawrence
2年前
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「○○監督だったらどう撮る?」映画監督における構図の特徴

映画における構図映画の画面を作る上で重要となるのが”構図"だ。 カメラをどこに起き、また…

Lawrence
2年前
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