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映画とビジネス

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映画とビジネスについての記事
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記事一覧

「yes but法」は使えない

日曜洋画劇場での「さよなら、さよなら、さよなら」で有名な、映画評論家・淀川長治氏の言葉に…

Lawrence
2年前
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「忙しい人」は怠けている

名作揃いのスティーブン・スピルバーグ監督の作品の中でも、インディ・ジョーンズ・シリーズ第…

Lawrence
2年前
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AIに仕事を奪われても失業はしない

ここ数年、AIという言葉が多く用いられるようになった。 AIに関連する仕事を複数経験した身か…

Lawrence
2年前
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なぜ最近のヒット映画は上映時間が長いのか?

先日、『トップガン マーヴェリック』(2022年)を映画館に観に行った。 歳を重ねても変わら…

Lawrence
2年前
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仕事をしない人は会議をしたがる

デンマーク映画『THE GUILTY ギルティ』(2021年)は、警察の緊急通報指令室で、主人公のオペ…

Lawrence
2年前
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なぜテレビ局は視聴率ばかり気にするのか?

レイチェル・マクアダムス主演の『恋とニュースのつくり方』(2010年)は、朝の情報番組を担当…

Lawrence
2年前
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映画を上映するポップコーン屋

映画館に行った帰り、焼肉ライクという看板が目に入った。 焼肉ライクは、”一人で楽しむ焼肉”を売りにしている焼肉チェーンで、存在は知っていたものの、行ったことがなかった。 お腹もすいていたため、店に入ってみた。店内はカウンター席が中心で、そこで客が黙々と一人で肉を焼いていた。焼肉ライクの店内やシステムは、確かに従来の焼肉屋とは異なっていた。 プライベート空間の重視焼肉ライクは、強力な無煙ロースターを使っていると思われ、そのため煙が気にならない。匂いを気にさせないこと、さら

noteはユーザに「手段を目的化」させるビジネス

若い頃、交際していた女性と食事をしている時、言われた言葉がある。 「あなたは、栄養素を口…

Lawrence
2年前
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バディ映画と「4つの人材タイプ」

バディ映画、もしくはバディムービーと呼ばれる映画がある。 バディ映画とは、コンビの二人が…

Lawrence
2年前
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新入社員は「メモを取るな」

子どもの頃に見て、その面白さに大興奮、今も見返す映画に『大脱走』(1963年)がある。 『大…

Lawrence
2年前
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年寄りの勘はAIに勝る

『マイ・インターン』(2015年)は、ECサイトを運営する若き女性CEOジュールズ(アン・ハサウ…

Lawrence
2年前
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10分の散歩がひらめきを生む

「…今、何て言った?もう一度、言ってくれ!」 映画でよく登場する台詞である。 刑事や探偵…

Lawrence
2年前
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仕事は99%つまらない

アカデミー作品賞を受賞した人気作『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994年)では、知能指数…

Lawrence
2年前
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現代社会を生きるヒントは『ラヂオの時間』

三谷幸喜初の映画監督作『ラヂオの時間』(1997年)は、ラジオドラマの制作現場を舞台に、三谷幸喜脚本らしい会話劇が楽しめる。 『ラヂオの時間』に登場する人達は、それぞれの個性が誇張して描かれている。そうすることで笑いをもたらしている。ここでいう誇張された個性とは、ラジオドラマ制作現場における人材の特性と言い換えられる。 そのため『ラヂオの時間』は、仕事における人材の特性とは何かをわかりやすく知ることができる映画でもある。 『ラヂオの時間』における人材の特性『ラヂオの時間