転職は「自分の人生を満足させるもの」
今年に入ってから周りの30代、40代で話題に上がっているのが「転職」の話です。
私も30代前半で金融業から美容業に転職したので「どうして転職したのですか?」とよく聞かれます。
今回は応募にもあった #転職してよかったこと を書こうと思います。
転職を考え始めたのは25才
まずよく聞かれる「どうして転職したのですか?」という質問。
答えは「素早い判断や提案や機転が求められる仕事が自分に合わず、辛かったから。」なのですが
これは人間関係が上手くいっていればカバーできるところもありましたが、人事異動がある度に不安定になる心身では常に健康でいることは難しく
仕事は自分にとって、楽しくはなくても辛くないものでないと長くは続けられない。と感じたことが理由です。
「資格を取る」という目標が出来た
トラブルなく1日が過ぎ去ればそれでいい。と思いながら出勤する毎日に「資格を取る」という目標が出来た時は少し出勤が楽しくなりました。
それは「先が見えてきたから」
資格はすぐに取れるものではありませんでしたが、仕事帰りにスクールに寄り、自宅に帰ってからは練習をして。
仕事で疲れているはずなのに「いつか転職する」という目標が毎日を楽しくさせてくれました。
何をしたいかが分からない
今の仕事は「ネイリスト」ですが、爪にマニキュアなんてほとんど塗ったこともないし、爪の形なんて気にしたこともありませんでした。
今はネットで調べたり本屋さんへ行けば自分を分析するような情報があふれていますが、15年前は「何に転職するか」でまず悩み、占いなんかに行ったりした頃が今では懐かしく感じます(笑)
思い返せば仕事を探す時は「自分が何をしている時が楽しいか」「その業務の1つ1つが自分に合っているか」を重視したように思います。
私の体質はじっと座って作業をするのが苦手、細かい作業が好き、ずっと同じ作業は飽きる。というところから
おしゃべりしながら、削ったり塗ったり絵を描いたりする工程のある作業の仕事→ネイリストに辿り着いたわけです。
これが小物にストーンを貼り付けていくようなデコレーションの作業では、じっと座っていられず、同じ工程に飽きて続かなかったことでしょう。
ヘルペスができなくなり、家族に優しくなれた
転職を考えてから7年後に実行へ移したわけですが、それからはハードな正社員生活からパート生活になったこともあり、全てのことに余裕ができました。こうして定期的にブログを書けるのも今の環境のおかげです。
そして長年かかって転職を実行できたことが自分の自信にも繋がりました。
今はまだ子どもの側にいたいので今の生活に満足していますが、子どもに手がかからなくなった時にはまたフルタイムで働いたり、おもいっきり仕事ができるよう、先月から自分が興味のある分野を勉強中です。
転職とは「仕事でお金を稼ぐ」よりも「自分の人生を満足させるもの」のように感じてなりません。
転職によって収入は大きく減ってしまったけれど、違う世界に飛び出して得るものは大きかったと思います。そして転職までの過程が大切だったんだ。と今になって気付かされます。
私の次の転職は次の段階へステップアップしたくなった時。
今はその時のための準備期間。今の仕事を楽しみながら準備を進めつつ、転職する時には万全の体制で臨みたいと思います。
#転職してよかったこと
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?