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5月病が辛い社会人一年目

 5月病。例に漏れず僕もかかった。最悪。とりあえず自分なりに原因と対策をまとめてみた。大きく4つある。

1、休みが少ないのにやりたいことが多い

 大学生の時や浪人の時にできたことができない。例えばゲームとか掃除とか遊びに行くのとか。やりたいことも自由にできないなんて、なんて社会人は嫌なものなのだろう、ニートになりたい、時間ほしい、と憂鬱になってしまった。
 これの対策は、やることを選別することだと思う。時間を捻出することはムリだからやりたいことの数を変えるしかない。辛いけど。
 まあ考えてみれば、高校の時は今よりも自由時間がなかった。土日含めほぼ毎日遅くまで学校と部活があったから。それでもあの時憂鬱にならなかったのは部活が自分の中で1番大事なもので、やりたいことが他になかったからだ。だから、やりたいことを減らすことができれば憂鬱な気持ちも少し減る気がする。むずいけどね。

2、この状態がずっと続くのかと思ってしまっている

 これは僕以外にも多くの人が感じてるメジャーな5月病の理由だと思う。「このきっついのをこの先の人生30年ずっと続けなければならないのか」と絶望してしまう。
 これの対策は「3、4年で辞めてやる」と思うことである。今まで学校だって大体それくらいで入れ替わってた。だから、仕事だってそのくらいで辞めてしまってもいいと思うようにした。実際のところ辞めるかどうかは分からないけど。
 実はこのnoteを書くことも仕事を辞める準備という気持ちが少しだけある。僕が1番尊敬する人が仕事を辞めた時に、ブログを通してできたネットの仲間と繋がってニートになってもやっていけたとおっしゃってた。軽率にそれを真似している。いつか僕にもこのブログに共感してくれるような仲間ができたらいいなという気持ちである。
 これを書いてる今は6月なのだが、少しだけ業務に慣れてきて5月よりはきつい気持ちがなくなった。それも「この状態が続くのか」と絶望してた「この状態」自体が少しマシなものに思えて辛い気持ちは少し和らいだ。

3、新人でできない自分を責めてしまっている

 僕はコミュニティの中で下であるということに慣れていない。子供の頃の優等生経験が良くない方向に働いている。「下で居る」ことが居心地悪いのだ。劣っていると感じるとすごく憂鬱になって嫌になってしまう。
 高校や予備校で僕は不登校になっている。クラスの中でできない自分に落ち込んでしまったから。大学生の時のバイトも全て長く続かなかった。これも、新人でできない自分が居心地悪かったからだと思う。今考えたら上がいれば下が居るのは当たり前だし、落ち込む必要は無いと思う。
 だからこれを反省すればよいのだが、三つ子の魂百までとはよく言ったもので、新人として働いてる今も下でいることで憂鬱になってしまっている。
このことに関しては「下でいることはだめ」という認知の歪みを正すこと以外、具体的な対策というのは無いと思う。
 「人というのは自分が1番大事で上に思っている。だから、人から下に思われることは当たり前。下に見られること気にせずに自分が自分のことを認められればそれでいい」
ということを僕が尊敬する人が言っていた。この言葉を細胞レベルで深く胸に刻むしかない。

4、いきなり「社会人として」が求められる

 大学生の時は無責任に失敗を恐れずにさまざまなことができた。学生の特権だ。それをいきなり奪われてしまった。なーにが社会人として責任のある行動をしろだ。無理だ、という気持ちである。それが当たり前という感じで来られるから、そんなん嫌、ニートになりたいとなるわけである。学生のうちはこちらがお金を払ってる側だし責任なんてもんは無かった。それがいきなり生じるわけだからムリ〜となる。
 僕は真面目だ。そうならざるを得なかった。なぜなら非行に走る度胸が無かったし、怒られることに対する耐性も全く無かったからだ。そんな僕は社会人としての責任だったり姿勢を注意されないようにビクビクしながら職場で過ごさねばならなく、辛い。
 対策はあんまりいいのが思い浮かばなかった。ビクビクしながらだけど、なるべく波風立てずに過ごしていきたいというふんわりした感じだ。

 以上、4点が僕が感じた5月病のトリガーである。慣れてきて程度が小さくなるとはいえ、5月病は働いてる限りずっと続くと思う。だから将来どうにか工夫して働かなくて良くなるようになりたいな。

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