見出し画像

最終日→出発と出国〜肩を張らずにフランス(日本編第19回)

今回の航空会社は台湾の EVA AIR。大阪から台湾経由でパリ行き。大阪発は17時過ぎなので最後の日は昼までゆっくり過ごせることになる。

昨夜のうちから旅行カバンは準備が整い、閉めてしまっている。重量も問題なし。大小の旅行カバンはチェックインバッゲージにしてしまい、ショルダーバッグだけを機内持ち込みにする。コアラバッグも帰りはやめにしてしまった。機内では身軽であるに越したことはない。どっちみち大したことはしないし、するつもりで持って入ったものの半分も使わずじまいのことが多い。

また13時間以上身動きできないことを出発前に想像するとうんざりするだけ。なるべく考えないようにする。

EVAは以前一度利用した。いくつか奇妙な特徴がある。大阪発にしてもパリ発にしても、台北に降り立った際に液体チェックがある。100cc以上だと取り上げられる。

「何で?」

関空の出国手続きを終えた後に国際エリアのコンビニで買ったものですよ?問題なしということで売ってるんでしょ?何で取り上げられるの?

同じコンビニで買ったおにぎりやサンドイッチはコントロール対象外。パリ発を待つ3〜4時間、食べるのに問題はないが飲み物がない。台北空港のトランジットエリアには自販機もあるが普通のクレジットカードが使えない規格になっている。時刻も20時を過ぎていて喫茶店なんかも閉まっている。まるで役に立たない。

やっと見つけたのは、日本の公園などで見かける水飲み機。冷水でもなく生ぬるい水しか出てこない。背に腹は変えられないので、腹を下さないことを祈りながら飲んでいた。

流石にこの理不尽さには腹が立つので、今回は関空のコンビニで200ccくらいの紙パックの飲み物をいくつか買ってショルダーバッグの底に潜ませて「何もないよー」でコントロールを通ってしまおうと思う。

あとEVAでの不満は搭乗クルーにフランス語の話せるのが1人もいないこと。いや、台北ーパリ便ですよ?13時間以上ですよ?フランス人旅行者も結構いますよ?

機内では例外なく中国語で話しかけられる。顔だけ見るとそうでしょう。もちろんチンプンカンプン。わからない顔をすると英語でくる。わかっていても返事が英語で出てこない。トラウマでもないが英語嫌いが英語で返答する邪魔をする。

「むしろ日本語の方が通じるんじゃね?」

今から乗る便で試してみようと思う。


付記

次回の投稿はフランス到着直後になるだろう。現地時間の朝9時過ぎだから日本時間では同日夕方の5時ごろ。連続投稿は何とか続けられそうだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?