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ル・トゥケの海岸 ~夢で見た地へ~

"白いさらさらの砂に、横向きに緑色の草が生えていて、海岸は丘陵になっていて、少しどんよりした海が見える浜辺"ー

もう何年も前に夢に現れた海岸を、片時も忘れることはなかった。
それが一体どこなのか、そんな場所が実際に存在するのか…
何年も経って、ある日ふとInstagramに一枚の海岸の写真が出てきたときの衝撃を今でも覚えている。

そこは確かに夢で見た海岸にそっくりだった。ー

夢の中では、その砂の上に赤いセーターを着た金髪の女性が座っていて、
その右側には、少し離れたところに背の高い男性が立っていた。
2人ともおだやかで、優しそうだった。
私は自分の前世なのではないかと思っている。

たった一度見たきりの夢の記憶で、かれこれ15年近く探し続けていた。
色々な映画の海のシーンを眺めたり、撮影地を調べたり、グーグルマップと向き合ってきたのだけど、コロナ禍のある夜、開いた画面に出てきた一枚の写真に心を奪われた瞬間は昨日のことのように覚えている。

ロケーションマップで開いたその地は、
フランス北西部、Calais市の海岸線を南下したところにある、Le Touque(ル・トゥケ)海岸で、
グーグルマップで開いたその写真は、まさに私が想い続けていた光景にとても近いように思えた。

一気に夢が近づいたような気がした。

スピリチュアルすぎると思われてしまうのも少し違うような気がするけど、
調べてみると「前世」って本当にあるようなので、私は心の中で(口に出すとスピリチュアルな感じになってしまうから)“前世の旅”に行くことにした❢

同時に、この目で見てきた美しいLe Touque Paris Plageの街並みや、海岸を形として記録していきたいと思う。

というのも、この地のガイドブックは日本にはなく、旅行の際もインターネットで調べた少ない情報と、Google mapだけを頼りに行ったので、
今後この素敵な街に行かれる方々に、そしてまた再訪する際の自分のためにも記録を残せたらと思う。

フランス語は片言しか話せない日本人が、ガイドブックに載ってない地で過ごした、2泊3日の短いバカンス💛
行きはパリのデモとストに巻き込まれ、なんとかたどり着けた電車旅のお話も添えながら、
書いていきたいと思います。

赤いセーターは持ってないから赤い靴(えんじ)で行ってきた✾


#LeTouquetParisPlage

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