フランス人の体温て。

外出禁止も少しずつ緩和される今日この頃。
日本では、「コロナ疲れ」なんて言葉が出てきて、
いろんなニュース(主にゴシップ)が毎日発信されている(ように見える)けれど、フランスって国はすごいよ。飽きずに毎日朝から晩までしっかり、コロナ関連のニュースばっかり報道している。

そんな話はさておき。
フランス人って体温高いんですよ。知ってました?
私は平熱が35度くらいなんですが、フランス人て平熱37度くらいあるんです。これ、すごくないっすか?

思えばフランスに引っ越した頃。しょっちゅうヘビーな風邪に見舞われていました。フランス人、誰もマスクしてなかったから、治ったと思ったらまたすぐ移されて。しかも彼ら、風邪やインフルエンザで会社休まないんだよ。手も洗わずに隣でゴホゴホ。喋りながらくしゃみまき散らすし。酷いよまったく。。当の風邪っぴきフランス人たちはと言うと、めちゃくちゃ平気な顔をしているんです。「38度の熱なんて微熱さ」って。たしかにそうか。

体温が高いという言ことはつまり、免疫力も高いんですよね。(そうですよね?)
そんな彼らがまき散らす強い風邪菌をうつされた暁には、、地獄の闘病生活が待っているわけです。(大げさ)
風邪をひいて寝込むたびに、「民族的に劣勢やないかー」と、悲しくなったものです。

さて。そんなことを思い出しながら考えたんですが、平熱35度の人間よりもきっと、平熱37度のフランス人たちのほうが免疫力あるはず。

しかしながら、コロナウイルスは大流行。あれーなんでー?
と一瞬思うも、そりゃ流行るか。だって、ごはん食べる前に手洗わないし、マスクしないし、口に手当てないで咳もくしゃみもし放題だったもんな。
考えるまでもなき衛生状況。(日本人が想像しているより、フランスの衛生状況は酷いものです、でした。)

低体温、と言ったものの、不思議やふしぎ。
フランスに住むこと数年。いま私の平熱は、36度前半にまで上昇しました。
身体ってのは不思議なもので、ちゃんと環境に適応してくれるみたいです。(まあたぶん、食生活の影響が大きいんでしょうけど)

ちなみに、体温が上がって良かったことは、風邪をひきにくくなったこと。
体温が上がってショックなことは、蚊に刺されやすくなったこと。

何事も一長一短とはこのことよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?