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2020.5.28 孤独のグルメループ

学生さんとんかつをな、とんかつを毎日食べられようになりなよ。。。。

毎日じゃなくて良いからお店のとんかつを猛烈に食べたい。

夕飯を食べながら、孤独のグルメを流している。4年くらいかけて全部見終わってしまったので、最初からまた見始めた。

比べてみると松重豊の演技が今よりもあっさりしていて、台詞のためが少ない。「美味い」というリアクションもさっぱりという感じ。最初は漫画の五郎さんに寄せていたのかもしれない。性格もどこかちょっと連れない感が強い。

あのドラマの五郎さんは明らかに原作の手から離れて別の人格になっている気がする。原作よりも哀愁漂いおじさんみが強く、人が良く押しには少し弱い井之頭五郎。シリーズが進むにつれて、松重豊の加齢も相まって角が丸くなっていく。それでも食欲が衰えないのはこのドラマの見どころだ。

漫画からキャラが乖離しているのに評判が良いのは、あのドラマの主役が食べ物なのだからということかな。中年の男が一人で街の美味しい食べ物屋を探してご飯を食べるという基本コンセプトから外れていなければ、後は色々できる結構自由度の高いドラマなのかもしれない。井之頭五郎の行動様式さえ守れば、ファンの人もこれはこれで良いのかもと好意的に受け止められ易い良い企画だな。当の松重豊が小食というギャップも良い。

あのドラマがきっかけで食べ物に関するドラマがやたら増えたな。むしろ日本人は食に関心があると自負しているのだから、もっとあっても良かった気はするけど。あっても実際にある店とか、食べ物その物にフォーカスした作品は無かったのかな。確かにただおっさんが食べてる映像を映し続ける作品にGOを出す会議は想像しがたい。企画書見たいな。。。


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