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母親の遺品

昨日、母親の遺品の片付けをしていたら、私の小さい頃の写真や手紙,さまざまな書類を袋に入れて,ずっと大切に持っていたことがわかった。

片付けながら,泣けてきた。

すぐにはこの涙の理由が自分でもよく分からなかったが、ここで記録として残しておきたい。

🔳ここまで深く思ってくれていたのかという感謝。愛されていたことへの嬉しさ 40%
🔳もう少し生きているうち、交流したり優しくすればよかったという後悔,反省 40%
🔳自分でも忘れていた記憶が思い出され、あまりの懐かしさに胸を締め付けられた 20%

こんな感じだ。とにかく一つ一つを見ながら,涙が溢れてきた。

私は特に後年、母親との関係が悪化した時期が長く,いろいろあったため,余計に泣けた。

小さい頃から20歳くらいまでの写真や作品,書類などを大事に取ってあったが、その頃が母親にとって一番,可愛い娘だったからだろう。

母親との関係はいろいろあったものの、今は感謝しているし、亡くなってからも、ずっと繋がっている気がしている。

母親と娘というのは、なにかしら特別な関係があるように思う。

相反しながらも,愛し合う、切っても切れない絆がある。

この絆に時には互いに苦しめられたが、今は戦友のように懐かしく思い出される。

年齢を重ねてこそ、わかることもある。

私も親が亡くなった年齢に一歩一歩近づいていくが、もらった愛や恩を忘れずに丁寧な生き方をしていきたい。


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