見出し画像

美しさを保つリラクゼーションとは?

一つ前の投稿で
専門書を執筆する先生たちの言葉の練り上げ力がすごい
という話をしました。

少し前に、デザイナーの原研哉さんの本をよんで
どきり、とした言葉。

「だらしなさの無制限の許容がリラクゼーションにつながるという考えは一種の堕落をはらんではいまいか」

どきっ。


原研哉さんといえば、無印、GINZA SIX、クロネコヤマト等
日本古来の「余白の美」を彷彿とさせる
余白の余韻と想像力を楽しみながら
どこか緊張感の漂うデザインをなさる方。

彼のデザインに対する態度が現れていることばだと思うけれど

私達は
「リラックス」=「だらだら」
と思っていしまう。

けれど、それを「堕落をはらんでいる」と。

うう、、なんだか、心がぴしっとなる言葉ですよね。

さらに、

「潜在する美が発揮させられる空間や背景が僅かにあるだけで暮らしの喜びは生まれる」とも





つまり、余白のある生活はそれだけで「喜び」があるし
余白のある生活はそれを保つ「緊張感」「丁寧さ」も必要。


うん、ソファーでだらだらすることが大好きな私には耳が痛い(笑)


そんな原研哉さんの言葉を読んで思ったこと。


リラクゼーションとは、
その時に最大限、体と精神を労ること。
スマホ片手にだらだらは
本当に意味でリラックスしているわけではないんだなーと。


すこし緊張感のある日常から抜け出し、
非日常なリラックスした体験がリラクゼーションなのかもしれない。




スマホ片手にだらだらで美しさを保つことはできないけれど

ホテルのスパを受けたり
ホテルロビーのカフェでゆったりしたり
プールサイドでのんびりしたり
美容院でヘッドマッサージを受けたり、

これらは、実行しただけで
美しさを保てる気がする。




体と精神を癒やしながら
生きる活力と、新たな思考のために余白を作ること、
これが美しい女性の目指すリラクゼーションなのだろう。

私の周りの美しい女性たちは
この、「精神」と「体」を上手に癒やし労っている。
適度な運動も「体」への労りの一つだろう。

リラクゼーションのため、
まずは、週末、家の掃除をして
部屋の「余白」を作ろうかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?