ハンコと通帳もって出直してこい

日記の姿を見失いつつある。銀行の窓口で振込をしなければならない用事があり、仕事の合間を縫ってバスに乗って銀行に行く。銀行ってインターネットバンキングがかなり発達していて、もうATMもあんまり利用しないし、ましてや窓口に行くことなど年一あるかないかだ。そしてその機会にはほんとうにほんとうに精神的負荷がかかる。前々回は14:40に行ったら受付機の横にいる人に「窓口は14:30で終わりなんですよお」と入店を断られ(銀行ってそんなラストオーダー制みたいなことある?)、前回は同一銀行なのに窓口において「振り込みたいなら口座からお金おろしてから来いよ」と慇懃な口調で言われ(以前は口座から直接振り込めた気がするんだが)、今回はそういう過去と同じ轍を踏まぬよう、支店一階のATMでお金おろしてから二階の窓口に向かおうとした。ところが、ATMにキャッシュカードを入れたところカシャ、カシャとしばらく微妙な音を立てたのち「このカード使えませんけど」と突っ返される。えええー、と思ってとにかく窓口で相談するしかないから受付機で受付を済ませしばし待つ。そしたらキャッシュカードはいかれててもう使えないしこうなるとお前はもう目の前にあるお金を動かすことはできないしハンコと通帳持って出直してこい、とのこと。

銀行でこういう目に遭うと、なぜかものすごい怒りが湧いてくる。なぜなのだろう。なんだろうな、こちらの準備不足や不備があるとは思えないのにけんもほろろな感じが怒りを誘発するんだよな。これ他人から見たら、そんなに怒らなくても、銀行に落ち度はないよね、という話なんでしょうね。じぶんの狭量さはときどき、こういうシステムみたいなものにぶつかると露呈する。仕事の合間を縫って!行ったのに!1時間くらいのロスだよ!としばし憤慨しつづけた。ふだんTwitterを眺めて1時間くらいは平気で溶かしているのに。

そのあとはテキパキヒロコと化して仕事をいっしょうけんめいやり、夜に友人と五反田で合流してスシローに行った。友人がコーン寿司を何回も注文していてかわいかった。

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