マガジンのカバー画像

ヒトウイロコ日記

118
50代のたいして前を向かずに生きていく毎日を書いています。
運営しているクリエイター

2024年3月の記事一覧

1時間あったはずが10分しかない

刑務所アート展にいきたくて、1時間は見られる余裕をもって仕事をしてから家を出る。とりあえ…

7

なにもかも満月のせいにすればよい

今週はどうもうまく予定がかみあわずいろんな会いたい人と会えない。さびしい。しかし実は一日…

5

雨降りの朝で今日も会えないや

朝起きると、さあああああ、と雨がたくさん降っている音がきこえる。空から水滴が落ちてきてそ…

5

食べほうだい食べる能力の不足

4日目にして書くことが思いつかなくなった。朝から原稿を書いて、次に違う原稿の構成を考えて…

8

大人になったと思う瞬間を教えてください

「パン屋再襲撃」を読んで、あまりの村上春樹らしさに笑いが絶えずこみあげている。村上春樹っ…

9

鳩よけの凶悪なトゲトゲ

電車の吊り革にしがみつき移動されながら外を眺めていると、線路の向こう側に建つ看板と柵が目…

8

肉うどんとちくわ天とパン屋再襲撃

寝不足のままレンタルスペースの店番のバイトに行く。スペースの予約はなく問い合わせもほとんどない一日。手があいていれば自分のしごとをしていてもいいのだが集中できない。集中できないじぶんに嫌気がさして、苛々として、心細くて、こころが荒んでくる。しかしわたしはわかっている、こういうときは肉うどんだ。店番を終え、仕事場のすぐそばにある評判のよいうどん店に駆け込む。肉うどん小、ちくわ天、温泉卵もつけてやれ。あたたかいうどんを食べ終わるころには苛々も心細さも消失して気分はなめらかに戻る。