10/17~23

日曜
結局昼過ぎに起きて、身体がフラフラでどん兵衛を食べて二度寝する。かもめんたるう大のYouTubeに森田がゲスト出演した回も面白い、2本撮りした両方とも同日投稿するあたりがピュアだ。森田がさらりと尊敬しているところが新鮮で、う大の自信も心地いい。なんでもできる天才が売れていない状況への確証が欲しい、次の劇団かもめんたるは必ず見る。
佐久間関連の番組やYouTubeを何本か見るけど、もうここには発見がなさそう。ダウ蓮見、ゼンモンキー荻野、ハチカイ警備員3人のトークライブが告知されていて、これは配信もあるので必ず見るつもり。
昼過ぎにお茶でもという昨晩のラインを俺は返してなくて、今起きたと12時に返信して二度寝してるうちに、14時過ぎに今起きたと連絡がきていて16時集合を提案され、15時半に起きた俺が16時半なら間に合うと返して家を出た。結局17時につくというから、その間に俺は一蘭を食べた。
寒い新宿の喫煙所を出てタカノにパフェを食べに行く。膝を出したアキも薄手のコートを着て震えていた。小布施パフェを食べた。ブドウとマスカットとリンゴとプラム。色も味も秋で素晴らしかったけど、ブドウシャーベットの冷たさにちょっと待ってよとスプーンが止まりかける。
長野に行きたい気持ちが変なテンションになって、必ずドライバーを捕まえてくださいと勝手な交換条件を突きつけたアキが伝票をもってレジにどんどこ歩いて行った。それから彼女の眼鏡選びに付き合い、マツパしたての目はバチバチで、どの眼鏡をかけても邪魔に思えるくらい顔が完成していたので購入には至れていなかった。
夜に飲む予定の後輩が風邪をひいたと連絡が着て、どうしようかと煙草を吸っていたら、一緒に来ると知らされていた太郎の方から19時過ぎになると連絡が来た、ボブもきますと。決行されるのだな、というかMが来れないからと言って予定を解散するのは癪だな、という感じなんだろうなと思いながら中野にいく。いつもの店は閉まっていて、この前ボブがブドウサワー20杯飲んだところと紹介されながら中華屋に入る、落ち着く店内だった。

007の話から、頭文字D、高橋モーターズの功績、
渋谷のスクランブル交差点
時代考証がすごい漫画の話、チ。
かわぐちかいじ、大奥、ビリーバット、手塚治虫、アドルフに告ぐまで。
それにしても今日のアキはバチバチだったということを、なんとなく太郎に報告しようと思いつつそんな話にはならなくて、ああこれはマズいと思いながら22時半には店を出た。寒かった。


月曜日
もう冬だ。冬の、ちょっと温かい日だ。最高気温18度でよく晴れた日でこれなので、明日はさらに寒いだろう。今朝は職場の二人から、子供が風を引いたので休むと連絡があった。大人ですら体調を崩しそうになるのに子供なんて余計にそうだと思う。
Aマッソのヤンタン、フワちゃんゲスト回を聴きながら出社。定時が9時半17時半に戻ったので電車の風景も少し変わる。緊急事態宣言が解除されたのだから元に戻しますけど何か問題でも?というような会社にウンザリする、この期間をきっかけに何かを改善する発想がそもそもないらしく、この国とか政治みたいだ。仕事しかなかった日々は過去のものにして、自分の人生を倍速からもとに戻すきっかけの何かをしなくてはいけない。

中華屋のクソなサンラータンメンを食べながらあざとくてを見る。ドラマがもうそろそろ完結。くりぃむなんとか、ミラクル9ドッキリ。
水曜日の生放送ドッキリと同じ、イヤモニ大喜利企画、
春日が話していたやつ。

水曜日
来週末からまた代休が溜まっていきそうなので、今日のうちに代休を取っておく。昨日母が大阪から帰ってきたことをきっかけに明らかに体調が悪い、人と暮らすストレスに耐えられなくなっている。天気が良いなか地元の商店街のうどん屋に並んでぼんやりしていた。自分の将来めいたことを考え出してずっと頭がグルグルして嗚咽が止まらない。
休んだからといって今日中に対応しなくてはいけないことはそこそこあって、池袋ヴェローチェでしばらくメールを返信したのち、窓際の席で上着を着たり脱いだりする。
寒さや低気圧が身体に負荷をかけているのはわかるし、食事もおっくうなので体力も落ちている、何よりも精神や情緒が不安定。何が精神的な負荷になっているのかが分からない。とりあえず引っ越しはすべきだと思う、もう少し金をためておくべきだった。
『ゼロ年代の想像力』200ページまで進む。ずっと面白い。デスノートは決断主義による思考停止という罠が魅力的に映ってしまうという、現代社会に生きる弱い人々の危うい現実を描いた作品。
クドカンの章も、木皿泉の章も。

批評文体に飽きて『TRIPPER』秋号に手を伸ばすも、小説を読む気力はなく、書評記事やエッセイをめくる。取りあげられていた最近の群像新人賞作品『鳥がぼくらを祈り、』を買って帰る。じゃあ、20年代の想像力ってなんだよ、とか考えながら歩くと自然に新しいものに手が伸びる。

12月に気になる芝居がとても多い。いずれも11月予約開始だろうが、何本見れるか。盛夏火の音声演劇『転町生』がYouTube公開され、ままごとの『わが星』も1年限定公開が始まった。

木曜日
昨夜の『水曜日のダウンタウン』を見ながら出社。
ラヴィットに出演したあのちゃんの大喜利がバズっていたのをリアルタイムで見ながら、「けずり歯茎」「チーソーの赤いとこ」を聴きながらなぜ気づかなかったのか、悔しかった。
ラヴィットの大喜利テイストが、テレビやラジオ、YouTubeで話題になって浸透したころに、こう触ればいいという手本のような企画だと思う。
東大受験の数学問題はだいたい、大きな解答欄に対して設問分は2行程度だ。赤本に掲載される解答例は3つくらいあって、ポピュラーな解法はそこそこのボリュームで図式や文章を記述するモノなのだけど、最後の3つ目くらいになると、そこに補助線をひくのか!とか、そこを証明してしまうのか!みたいな裏切りとともに簡潔で短い解法があったりする。たいていが一発目の地道な方法を選んでしまうのだけど、視点を変えて鮮やかに解く方法もある。あの企画にはそんな美しさを感じた。
KOCの得点が松本と全く同じ芸人を探す企画は、もっと広げられる気がしたのだけど、それって「ごっつ」のお笑い共通一次になってしまうか。
仕事終わりに丸の内にあるどん薩摩で食事をして、芋焼酎のお湯割りのおいしさを思い出した。お任せで運ばれてきた伊勢吉どんは芋けんぴを食べているくらい甘い香りがした。アルコールのラストオーダーで運ばれてきたそれは瓶ごと宅に置かれていて、何かを試されている感じがした。

神保町まで歩きながら、アララのポッドキャスト#3を確認用に聴く。お酒のおかげで寒さが和らぐ、自分の声を聴く変な感じにも少しずつ慣れ始めてきた。「あちこちオードリー」NONSTYLEゲスト回がかなり面白かったというか、対等に話をする若林を見るのが新鮮。街頭演説のネタを下ろした理由とか、初めての話もポッと出てきて、いいものを見たなあと思う。

金曜日
起きたら部屋ごと寒い。マヂラブのANNを聴きながら出社。OPのファッショントークから楽しい。ダブルパーカーからマフラー3、時計2、膝サポーター常用、卵みたいなものに覆われている、バブルサッカー、バブル喫煙所、せっせと掘っていく感じがマヂラブらしくていい。先週のニーチェも楽しかった。
ゲストの又吉に純文学の定義をきいていくところもすごくいい、まず実験的という言葉を出す又吉も、”純”を拾ってお笑い芸人例えで広げる野田も。純ファッションに繋がっていくところも最高で、連鎖と付加が繰り返された最後
野田「”反・純・ウッチャンじゃない”ってことですか?」
又吉「じゃない”派”」
マヂラブ「”反・純・ウッチャンじゃない派” 笑」
のところが本当に楽しい会話だった。ちゃんと一つプレゼントを加えて返す又吉の面白さというかペースのようなものに感動する。芸人じゃない、例えば羽田啓介とかでも似たような感じになるのだろうけど、塊魂みたいなラリーの方がずっと楽しい。

厚着したまま外の喫煙所から行ったり来たりしているうちにだんだんフワフワしたテンションになってきて、それはほんの少し暇だからなのもあるのだけど、こういうときに下手に何かするとミスるのでおとなしく隠れてこの文章を書いている。

ラジオで話されていた、モニタリングのマヂラブ解散ドッキリを見る。東中野への引っ越し、服装への興味などが伏線となり、「逆にお前みたいなのがありうると思った」村上とぱるるの結婚は確かにありそうな感じがした。
村上が結婚して引退することにることについて
ぱるる「めちゃくちゃ考えて出した結果ではある」
野田「もっと考えられる。14年間考えてほしい、俺からしたら」
が”言葉”過ぎて動けなかった。自分の感情を相手に伝える、本来の意味としての言葉。

しばらく連絡をとっていなかった人から突然連絡がきて、何用か分からないまま、恐る恐る約束をきめて、仕事終わりに新宿へ向かう。牛込のタリーズはフカフカで、時間をつぶしているところに仕事の連絡がきてしぶしぶ一回会社に戻る。約束の時間に駅につくけど、3時間前に店を決めた連絡に既読がつかないままだ。どうしたの、と聞くのがなんか嫌で、夜行バスのターミナル階のベンチで『ゼロ年代の想像力』を読んで時間をつぶす。21時になっても音沙汰がなく、こんな個人間でのマッチングアプリ現象あるのかと思っていたところで、Uさんから連絡がありたけしさん宅へ。遅れてかれんさんも来た。退院したばかりのUさんは酒を飲めないらしいけど、あと2週間は休みらしい。なんかすごく楽しかった。待ち合わせ、俺が1週間勘違いしていただけだった。

土曜日
AMだらっとして、
午後に出かけて大江戸線の散歩
三四郎きんに君ゲスト回最高
Artistspoken
神田でのりかえ、池袋、まずいそばを食べて、ビール屋、カラオケ1時間つぶして、新宿でみなみ、たけしさんのいる六本木、何年ぶりだよのエイト、4時半の風、タクシーで帰る。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?