ショパン作曲 ノクターン 作品9−2

憧れの曲の中でも、甘めNo.1の曲といえばこのノクターンではないでしょうか。しかし実際弾いてみると水面を滑るように動く優雅な白鳥の足は常に忙しいのと同様、左手の動きの幅の広さにバタバタしてしまう曲です。離れたポジションを正確におさえ、かつほぼ鍵盤の中で打鍵しないと静かな雰囲気にならないのでとても気を使う左手となっています。極限まで力を抜いて優しく撫でるように弾いてみましょう!右手はそれとは対照的に朗々と歌い上げます。まるでセレナーデを歌う紳士とそれを伴奏するギター奏者くらい左右で役割が違っていますね。

小学3年生の生徒さんが弾きたい!ということで、まだ早いかな〜と思いながらレッスンと共に動画を作成しましたが、意外とロマンチックに弾いてくれました。11本の動画の再生リストとなっています。


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