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再燃する7days to Dieとリスキル地獄

秋の夜長、とはよく耳にしますが夏の夜の短さは異常。20時近いのにほんのり空が明るかった時は思わず空に突っ込んでしまいした。
なんでやねん。私の手刀は空を切りました。

こんばんは。猫暮の~~~ゲーム日記~~~はーじまるよ!

はい。ということでね。久しぶりの有言実行です。リアル🐈に負けず劣らず気まぐれな猫暮は書く記事をあっちゃこっちゃする悪癖があるんだけど、今回はね、ちゃんと書きます。ゲームに関する記事。

本日ご紹介するゲームはこちら!

ゾンビアポカリプス後の世界を生き抜け!

7Days to Die!

見るからにまがまがしい7フォントからお察しの通りバリバリのゾンビゲームです。サバイバルです。鹿とか熊とかもいます。

この7Day to Dieというゲーム。ゲームクラスタの人間ならば「あれ?なんか昔っからあったやつじゃない?」とか「8年前くらいにやった記憶あるよな…?」とかソコソコの知名度を誇るオールドタイプのゲームなんてイメージがあるかもしれません。


このゲーム、実は、明日2024年7月25日にようやく正式リリースが決定した遅咲きの花なのでございます!パチパチパチパチ!


開発期間は苦節12年…!秋の夜長すぎる…!


開発元のThe Fun Pimps様、本当に長いアーリーアクセス期間お疲れさまでしたございます。こうしてSteamのプラットフォームから垣根を越えて明日、Xbox、PS4、5など家庭用コンシューマー機でも晴れては配信となるのでございます。

ゲーム界隈では「アーリーアクセス詐欺」といった概念が流行っています。あ、いい意味でね。悪い意味ではありません。

いわゆる正式リリース前の「体験版」が遊べちまう期間のことをアーリーアクセスって呼んだりするんです。開発中につき不具合やバグなんて気にしないでね!って免罪符付きでゲームが遊べちまう夢のような時間。

デバッガーの工数を実際のプレイヤーに振り分けるような試みではありますが、それでもアーリーアクセスの言葉の響きには一種の魅力があります。火の光に吸い寄せられる虫みたいにゲーマーはこぞって集まる習性があります。

だってそうでしょう!

昔、新作のPS2ソフトのパッケージあけたところ、表フタの裏に隠れるような謎の二枚目が入っていて、「なんだこれ?」と凝視したらROMに「体験版」って小さく印字されていた時のお得感とワクワク感!

いれちゃいますよ直前まで興味がなくても。
やっちゃいますよゲーマーの端くれなら。

アーリーアクセスってのはいわば有料体験版。まだまだバグの温床だらけでも、「あなた、覚悟してきてる人ですよね?」って感じで前置きを省くことができる免罪符。それこそがアーリーアクセスの言葉に秘められた二重の意味なのだ。完成版でも体験版でもない。ある意味で「未完成版」。

だけど、、、このアーリーアクセスの魅力に取りつかれたコンポーザー(開発者)達は、みんなこぞってこの構造を利用しはじめました。するとどうなるか。

世の中に「未完成ゲーム」が大量にあふれかえるのである!

有名だと思っていたあのゲームもこのゲームも全部アーリーアクセス。2年とか3年とか平気でアーリーアクセスなのだ。大体のゲームが。

むしろ完成しているゲームのほうが少ないんじゃないか…?って錯覚するほどにアーリーアクセスが巷にあふれているのだ。アーリーアクセスっていいすぎてもう「あ」の段階で予測変換に現れるようになっちゃったじゃないかどうしてくれる。アーリーアクセス。

そして7Days to Disはそんなアーリーアクセス界の大御所とも呼べる存在。なぜならこの方のアーリーアクセス期間は、なんと10年と半分だからだ。

右下あたりのリリース日 2013年12月14日

10年と半分前といえば、そう、PS4の発売とほぼほぼ同期だったりするのだ。日本での取り扱いは2014年の2月。冬休み商戦まっただなかでの発売だったけれど、2013年の12月といえばアメリカとカナダではバリバリ配布されていた時期だ。

っていうかなんならPS4よりちょっと先輩なのだこのゲーム。そりゃオールドスタイルと言われてもしょうがない。

そんなPS4が天寿を全うし、PS5にやっとバトンを渡し始めたところでもこの7days to Die は沈黙を破らなかったのだ。

本家本物のゾンビゲームといえば某バイオハザードだけど、それも2012年に「バイオハザード6」が登場しはじめたころだった。ナンバリング的にはこれが次回作といってもいい立ち位置だったかもしれないが、結局正式リリースまでの間に「バイオハザード7」を越えて「バイオハザード8(ヴィレッジ)」まで発売されてしまった。どんだけアーリーアクセス期間長いねん!

それだけ未完成のまま世間に受け入れられていたゲームなのだ。シンプルで自由度の高いオープンワールドゾンビゲーム。ありそうでなかったこのゲームは、ちょっと登場が早すぎたのかもしれない。


いうて私も3年くらい前に友人たちと連日マルチプレイに勤しんだ。

ゲームをスタートすると身一つでゾンビアポカリプス後の世界に放り込まれる。
右を見ても森、左を見ても森。
ちょっと歩いて道路に出るとヨチヨチとさまようゾンビさん。ガードレールも車も荒れ果てていて、人間の気配はありもしない。生きてる人間の姿を求めて街に繰り出すけど、民家もショップも荒れ果てている。生きるためには漁らねば。喉もかわくしお腹もすく。
だけど建物の中には決まってゾンビの群れ☆


武器を作らねば…っていうかとりあえず生き残らねば!
しかたなくその辺の木とか切りだしてこん棒みたいの作って殴るんだけど、ゾンビがこれまた硬いのよ!どたまを12回くらいしばいてようやく止まってくれる。複数いたりするとたまったもんじゃない。3匹いたら36回殴らなきゃいけない。しかもちゃんとスタミナの概念があるから、フルスイングしたらちょっと休憩しないとはぁはぁしちゃう。

休み休みいってゴンッ!休み休みいってゴンッ!を繰り返すんだけど、そんなことをしてると日が暮れる。

日が暮れるとどうなるか。なんかゾンビどもが急に脚力を取り戻すのだ。つまり全力疾走。スプリンターもびっくりの超持久力型の走力で人間を追い詰めてくるのだ。

友人たちをおとりにしながら逃げるので精いっぱいだった。でも結局逃げきれずによくインスタントごはんになってた。はい。(私たちが)ごはんですよ!



某バイオハザードみたいに拳銃パンパンしながらたまに右ストレートや右回し蹴りでぶっ飛ばせたらいいんだけど、下手に拳銃なんて拾ってパン!しようものなら、わらわらゾンビが群がってくる。

音がね!音がでかいのよ!

家の中に立てこもっても、某バイオハザードと違ってロードを挟まないから、もう空いてるとこから余裕で侵入してくる。扉閉めてもガンゴンガンゴンされて破壊されちゃうのだ。ですよねー。どこまでもリアル指向。

そんな状態からゲームがスタートするんですが、基本的には隠れながらちょっとづつ物資を集めて生きていくのが正解だと気づく。

ゾンビがいても気配消してスッ。食料だけ集めてスッ。とりあえずそれで何とか生きれるから、物資を集めながらほそぼそと拠点作ったりして過ごしていた。



でもね、このゲーム本当にひどくってね(褒め言葉です)
ただただのうのうと生きさせてくれやしないのです。

タイトルがね「7Day to Die」なのです。7日ごとにね。なんか死ぬって言われてる。え、どういうこと?と思うかもしれない。
なんかね、頑張って7日目まで生き残るとね。

7日目の夜にありとあらゆるゾンビが自分に向かって全力疾走してくるの。

全員私に親殺されたんじゃないかってくらい、目の敵にして突っ込んでくる。1体とかじゃないよ。16体くらい一気に来る。殴る回数に換算すると192回なぐらなきゃいけない。いや無理だ。多分3回こっちが殴ったくらいで48回噛まれて死ぬ。

当然まわりの友人たちとなすすべなく喰われていく。本当に阿鼻叫喚の地獄だ。ちゃんと復活システムみたいのがあるからその場でよみがえれるんだけど、よみがえった瞬間は全裸だから、そのままおやつになる。

ちいかわの世界でいうと、所かまわずポップするおやつみたいな側の心境になる。ほらインスタント生肉があるよ~食べよ!ギャアアアア

ちなみに復活ポイントについては、寝袋みたいのを設置した位置に復活ができる。私たちはそこらへんの適当な民家を魔改造して拠点にしていたから、当然寝袋もその中に設置した。

でね。でね。
ゾンビのおやつにされてよみがえるじゃん。
寝袋の上にパッとたつじゃん。

なんかね。まわりになんもないのよ。
あれ、私家の中にいたよな?って。
でも家具とか、壁とか、天井とかがね。なんもないの。
バカ殿とかでよくある、四方に壁がバターン倒れる感じの吹き曝しになってる感じなのよね。いつのまにか。

これ、ゾンビに突撃されすぎて家の支柱的なものが破壊されて、建物の上部あたりが連鎖反応的に崩れて拠点(だったもの)が消滅しちゃってたの。

当然身を守るものなんて何もないから、とりま全力疾走!
野に駆け出す!
後ろから無尽蔵のスタミナで追いかけてくるゾンビ!
人間は脆弱!
あえなくスタミナ切れ!
おいつかれてレッツオヤツタイム☆


目が覚めると、また吹き曝しの真っ只中。
あーっとゾンビ選手またもや全力疾走だぁあ!
同じ人間を捕食したばかりだというのにまるで疑問を抱きません!
なぜでしょうか!
ゾンビだからだぁああああギャアアムシャムシャパクパク



このループを夜が明けるまで繰り返した。

ああアサヒがまぶしい。
家もオープンカーみたいに清々しい。
直射日光を全身に浴びる。

ああ、最高のゲームだ。
私たちはそろって賞賛の声をあげた。


「なんやこのゲーム!!!!!!!」



でもそんなゲームでもなれてくるとゾンビを一網打尽にできるノウハウが分かってくるわけで。
途中いろいろ省くけれど私たちはこの世界をどこまでも生き残っていたのです。

それが、3年前の話。そして思い出したかのように集まったかつてのメンバーで「またやってみないか?」と話があったわけです。

んで、久しぶりにやってみたら、まぁ面白い。

懐かしさとかいろんな感情が綯い交ぜになった素晴らしいゲーム体験。
何度やっても面白いって神ゲーの証拠。
しばらくはこのゾンビアポカリプスでどう生きていくかに脳のリソースを使うことになりそうです。ウァー


次回!
正式リリース日に合わせて具体的にゲームの攻略編!

へたくそなまま生き残る!

『7Day to Die』で最初の7日間を生き残るためのリスト feat.猫暮


こういうの書いてみたかったんだよね…!


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