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終わるホロライブCN

ついにホロライブCN6名全員についての公式発表が本日ありました。もう既にこの話題には、前回の11/12の声明時点で触れていらっしゃる方も多いので、簡単に纏めます。

まず11/12の発表がこちら。

そして先ほど出た今日、11/16の発表がこちら。

 11/12時点では5人のみ卒業日時を記載した声明を出していましたが、今回の11/16時点での声明で、6人全員が卒業することが確定したようです。



ちなみに現在の卒業予定日はまとめると以下の通りになります。また卒業日は状況によっては変更があるそうです。

希薇婭/Civia 11月18日 ・阿媂娅/Artia 11月19日 

黒桃影/Spade Echo 11月21日 ・夜霧/Yogiri 12月20日

朵莉丝/Doris 12月26日 ・罗莎琳/Rosalyn 12月27日

 

またこの件に関しては、カバー株式会社CEO谷郷さんもnoteで個人的な声明を投稿していますので、気になる方はご一読ください。



 ホロライブプロダクションの中国市場からの撤退は、このホロライブCN全員の「卒業」という名の閉鎖によって、決定的な事実になりました。

 この判断がのちにチャイナリスクを避けた英断と評されるのか、市場のグローバル化についていけなかった企業の愚行と評されるのか、今はまだわかりませんが。

かつて中国市場への先行進出で大きく伸びる切っ掛けを得たカバー株式会社が、今回一つの大きな転換点を迎えた事だけは間違いのないことかと思います。


 もっとも、現在同社で好調のホロライブENについても今はまだ表面化していないだけで、同じような異文化にまつわる問題が潜んでいることでしょう。

カバー株式会社にはこれまで以上に、9/30の声明で触れたコンプライアンス委員会等の運用等、谷郷さんの文言を借りれば「展開する地域の方々の気持ちに配慮する」ための取り組みに力を入れていただきたいものだと思います。



 以下は余談になりますが、今回のホロライブCNの彼女たちと、彼女たちのファンのような、自分たちの力ではどうにもならない事情に翻弄される人たちをこれ以上増やさない為には、この「取り組み」は努力すべきことではなく、もはや必要不可欠なことだと運営サイドには理解して頂けていると良いのですが。

説明不足の声明を発表して、卒業予定のメンバー「黒桃影/Spade Echo」に自分が抜けてると指摘されたり、その結果声明を出し直したり、その出し直した声明の曜日記載をいきなりtwitterで訂正する羽目になったり、とバタバタしている様子を見ると、かなり不安になります。

少なくとも今回の声明で語られているように、11/12時点で黒桃影の「卒業の日付が確定していない」ことが本当だったのなら、それは当然11/12時点で「確定していない」と声明に記載すべきことだったはずなのですが。

その判断すら出来ない企業だ、と今回の出し直した声明で言っているも同然のこの状況には、正直な所あまり好感を持てません。


 国際的に企業として信用される為にも、視聴者側に不安視される要因となりうる今回の説明不足やケアレスミスのような配慮に欠けた対応はもう少し減らしていただきたいと、切に願います。

今後のホロライブプロダクションカバー株式会社の動向には、所属Vtuberの一ファンとして注目していきたいところです。

<12/10追記>

卒業日程の変更がありましたので、載せておきます。



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