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いちから株式会社の「攻撃的行為及び誹謗中傷行為対策チーム」が対応を行ったそうです

 11/19、いちから株式会社(以下、いちから社)のtwitterで以下のような発表がありました。

以前、私も記事にしたことがある、いちから社の「攻撃的行為及び誹謗中傷行為対策チーム」(以下、対策チーム)による活動報告のような形の内容で、

この度、弊社で確認できました誹謗中傷行為のうち、論評の域を逸脱し、所属タレント等に対する攻撃的意図を有していると判断されるものについて、証拠の提出とともに、警察への被害の届出を行いましたのでご報告いたします。」(ツイート内文章より抜粋)

という対応がなされたとのツイートでした。

 これについては取り組みが適切に行われているという事、そしてそれを公表してくれる事は、界隈全体から見ても非常に喜ばしいことではないかな、と思います。

(ちなみに同対策チーム発表時のホームページ記載内容はこちらです)

 個人的に欲を言えば、twitter以外にも、先に同様の取り組みを行っていたYouTuberの多数所属するUUUM社のように「誹謗中傷および攻撃的投稿対策専門チーム活動報告」のようなものが、定期的に企業ホームページに掲載されるほうがより企業の取り組みとしての透明性は高いのかな?と思わないでもなかったのですが。

 透明性を高めて外部から新しいYouTuberの加入を促したいUUUM社のようなYouTuber関連事務所のマルチチャンネルネットワークとは異なり、自社採用のみでVtuberをデビューさせているいちから社には、そこまで外部への透明性は必要ない、という事なのかもしれません。

 余談ですが、以前からいちから社のホームページでのニュースの扱いは、割といつもプレスリリースへの姿勢が「ネガティブなことは極力掲載しない」方向で徹底していて。

卒業や引退、契約解除、未販売アイテムの転売等これまでの大小様々な問題のいずれも発表は常にtwitterのようですし、ホームページに掲載されている例は現在のところ無いように見えます。

この点は、同業他社のVtuber事務所が割とYouTuberのマルチチャンネルネットワークに倣って「ポジティブなニュースもネガティブなニュースもホームページに掲載する」形式をとっているのとはちょっと毛色が変わっていて、面白いなと思っています。

単純に大手をそのまま真似するのではないところにも社風が見えるような気がする、とでもいいますか。エンターテイメントでない事柄については絶対に企業の看板には載せない、という考え方なのかな?と個人的には解釈しています。

もちろんこれは私が勝手に思ってるだけのことで、どっちが正しい、とか言う部類の話でないことはご理解ください。


 さて、話が若干明後日の方向に行きましたが、兎にも角にも対策チームが活動をしていることが今回の発表で明らかになりました。

これで最近再びそこかしこで再燃していた、まとめブログのコメント欄やtwitterやnoteでの誹謗中傷についても、少しは勢いが治まるのではないかな?という期待が持てるのですが。

今朝、まとめサイトを何気なく見ていたら、対策チームの活動が行われた形跡として、こんな感じの記事がありました。

コメント欄の履歴が残っている部分から察するに、元々は郡道美玲の11/16分の雑談配信の内容で、現在はアーカイブからカットされている部分の発言に関しての記事だったようです。

ニコニコ動画でも切り抜きがいくつか上がっていて、その切り抜きに権利者削除されたものがあったりしたので、私も気にはなっていたのですが。

 対応案件の良し悪し等はさておき、動画やまとめブログに関してもおそらく通報対応で対策チームが活動していると思われる点が推察出来て、興味深かったです。

地道な活動だとは思いますが、対策チームの方にはこれからも頑張っていただきたいと思います。


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