にじさんじの奇才を見つめる、司会者とレアキャラ気味な同期のにじさんじらしい視聴枠

とても面白いけれど、異常なほど脊髄トークだらけで、ツッコむ隙を与えないほどカオスで、視聴後にはアーカイブ時間が45分もない配信だとはとても思えないほどお腹いっぱいになる。

10/15配信の『【にじさんじ】周央サンゴの切り抜きを見るだけ【グウェル・オス・ガール/東堂コハク】』は、そんな感じの配信でした。



以前にもちょっとnote内で話題にしましたが、ニコニコ動画では既に400を超える量の切り抜きが作られており、もはやそのライバー名が一つの切り抜きジャンルとして成立しつつある「周央サンゴ」。

その狂気に溢れる脳死マシンガントークを繰り広げる奇才っぷり全開の切り抜きをグウェル・オス・ガールが厳選して、それをただただ眺め続けるというのがこの配信なのですが。

それを一緒に同時視聴する人選に、本人ではなく「彼女と付き合いが比較的多い割に彼女の日頃の配信をあまりチェックしていない」という絶妙な立ち位置の「東堂コハク」をチョイスしてくるあたりが、本企画におけるグウェル・オス・ガールの実に上手い所だと思いました。

そしてその絶妙なキャスティングのせいで、同期の狂気を見つめるはめになっている「東堂コハク」の時折見せる反応や言動も地味に面白く。

彼女の面白がりつつも常に苦笑い含みのコメントと、グウェルの時折呆れ混じりなツッコミが、また実になんとも言えない可笑しみをこの配信では視聴者に感じさせてくれます。

その様子はまるで『二期生で同期の「野良猫(文野環)」の奇行に振り回される「ギルザレンⅢ世」あたりを彷彿とさせる』というと、ピンと来て下さる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

なんというか、終わってみれば実に「にじさんじならでは」の空気を感じた配信、でもあったような気がします。



そういえばグウェルは以前にも、同じく脊髄トークが有名(?)な「山神カルタ」の切り抜き「迷言グランプリ」を「伏見ガク」と一緒に見るだけの配信を過去に行っていましたが。
https://www.youtube.com/watch?v=IUgJuQFXTI8

その際にはのちに見られた側の「山神カルタ」も、「山神の切り抜きを見る2人を見る配信」という特殊な配信を行っていました。
https://www.youtube.com/watch?v=tSzSrEvE8Io

そのパターンで行くと同じように「今回の配信を周央サンゴが見る配信」もそのうち行われたりしないのかな?と期待して、さきほど彼女のtwitterを覗いてみたところ、どうもこちらも後日、同時視聴枠を取ってくれそうな感じのツイートがされていました。
https://twitter.com/Suo_Sango/status/1449021343207362561?s=20

私は、その配信を今から楽しみに待ちたいと思います。


<10/18追記>

周央サンゴ本人による「見る枠を見る枠」、配信されましたね。
https://www.youtube.com/watch?v=D572yEoYuEI

配信内では東堂コハクとの今後の絆を頻繁に気にしたり、時折「Vtuberやめる」発言が出たりと、日頃なかなか見られない彼女の姿が散見される枠でしたが。

配信後のツイートを見る限りでは、変わらず仲が良さそうで何よりでした。
https://twitter.com/kohaku_todo/status/1449754670306451456?s=20

色々と面白い展開でした。

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