故障気味の機体とパイロットの仲良しプレミ製造~りりむの20万人凸待ち~

会話としてはトラブルしかない90分間でした。

3/6配信「【20万人記念】凸待ち #パシフィックリリム ​ 【にじさんじ】」は、凸待ちを行う「魔界ノりりむ」に、「葛葉」と「卯月コウ」が指示をリアルタイムで与え、各人制限時間5分の凸待ちを無事に乗り切る、という企画。


元ネタは、タイトルから機体を2人のパイロットが操縦する映画「パシフィック・リム」かと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実際はバナナマンとバカリズムのやっていた番組「そんなバカなマン」の一企画で、日村が人気女性モデルや女優とデートする様子を設楽とバカリズムがモニタリングして、イヤホンで面白おかしく2人が指示し、日村がその指示通りにラジコン操作されるという映画のオマージュ企画「パシフィック・ヒム」です。

こちらはこちらで無茶ぶりに対する日村の忠実な操作されっぷりと、デート相手の狼狽っぷりが面白い番組でした。

 しかし、今回はそのラジコン側に「何でもすぐに口に出しちゃう」魔界ノりりむ、指示側に「うかつに独り言をつぶやいたり、クソガキ感全開の偏見コメントとキラーワードを突っ込む」葛葉&卯月コウという人選が行われたことで、元ネタとは全く違うドタバタ視聴感の企画に仕上がっているのが楽しかったです。


ものすごく噛み合わないほとんどの会話と、距離感の詰め方がおかしい展開の数々の中に、たまに奇跡的に噛み合うキラーワード。
そしてその結果生まれた、凸側に負担の多い無法地帯はとても見どころが多く、個人的に私が一番好きだったのは、

星川サラの質問「どこが好きですか?」
卯月コウの指示「涙を知ってるからこそ人一倍笑えるところ」
魔界ノりりむの回答「涙を人一倍笑えるところ!!!」

のくだりでしたが、それ以外にも凸者ごとに計算されていない笑いどころがキッチリあったので、凸者の「甲斐田晴」「エリー・コニファー」「神田笑一」「レヴィ・エリファ」「星川サラ」「鷹宮リオン」「戌亥とこ」「加賀美ハヤト」がお好きな方にも楽しい配信ではないかと思います。

単純に笑いたい時にぜひどうぞ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?