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緑仙誕生日ライブに感じる拘りが好き

 日頃にじホロをメインでちょこちょことつまみ食いのようにアーカイブを漁る私にとって、4月はなんだかんだと3DでのLive配信を見る機会が多い、ちょっとしたご褒美がコンスタントに訪れる幸せな月になっているような気がします。

 そんな中でも先日のにじさんじ所属、緑仙の配信「【3DLIVE】BIRTHDAY LIVE !! 大人に近づいた僕 !!【緑仙誕生日LIVE​】」は特に好きなポイントが多い配信だったなあと思ったので、今回はちょっとだけ記事にしたいと思います。

 どこがいいと思ったかを一口で言えば、「『誕生日3Dライブ』を他ライバーの『にじさんじの3Dお披露目』に勝るとも劣らないレベルの作りこんだ1時間枠に仕上げた事」というのが、全てといえば全てなのですが。

例えば、セットリスト。

1、イツライ
2、エヴァ―グリーン
3、カルミアのキス
4、Snow halation / μ's (covered by cresc.)
5、初恋サイダー/Buono!
6、ミュウ / Rain Drops (covered by 緑仙)
7、化身/ポルカドットスティングレイ
8、ヴィラン / てにをは (covered by 緑仙)
9、白日 / King Gnu (covered by 緑仙)
10、​君になりたいから
11、藍ヨリ青ク

 1時間の配信枠で11曲披露という豪華さもさることながら、その選曲の中身も、これまで動画公開してきたオリジナル曲(1.2.3)、ドーラシスター・クレアとの3人組ユニット「cresc.」でのコラボ楽曲(4.5)、歌ってみた動画を公開したカバー曲(6.8.9)と「にじFes2021 前夜祭」で歌ったカバー曲(7)、2/14に発売した緑仙のデジタルEP「It’s Lie」に収録されたぼっちぼろまる氏による書き下ろし楽曲(10)、そして初公開の新曲(11)と、これまでの緑仙の音楽活動における歩みを綺麗に整頓したセットリストになっています。

 ファンの人は勿論、初見の人にも「緑仙がどんなライバーなのか」ということをアピール・再確認させることにこれほど配慮したセットリストもないのではないかと、個人的には思った次第です。

 そしてその配慮は、画面の絵作りにも感じられました。

 単に過去のMVを流すだけに留まらないライブステージでの背景演出はもちろん、「ミュウ」や「白日」をそれぞれ歌う際にはMVの雰囲気に寄せた豪華な椅子やモノトーンの特設ステージも披露されるなど、色々な部分にそのこだわりは見えたのですが、その中でも最も驚いたのは「白日」。

 今回「白日」歌唱の際に、生ピアノ演奏&コーラスで弦月藤士郎が参加していたのですが、よくよく見るとその弦月の顔がピアノ演奏者側から緑仙を見る画角の際に、うっすらピアノに映りこんでいる様子が見て取れます。

タイトルなし

 私も流れるコメントを見て初めて気が付いたレベルの細かい演出ではあるので、スクショでは正直判別がつかないかもしれませんが、よくよく見ると譜面版にシルエットがあります。

一応詳しく見たい方の為に、光量を上げて編集されている動画をかっぱさんがYouTubeにUPされていたので貼っておきます。

それにしてもここまで作りこむのは本当にお見事という他ありません。


 さて、そんなこんなで緑仙の3D誕生日LIVEについて、個人的にすごいなと思った箇所をザッと紹介したわけですが、正直なところ、この手のLIVE配信の良さは「百聞は一見に如かず」かなと思います。

 この記事で興味を持たれた方は、是非実際に視聴して、歌に、振り付けに、舞台に、演出に、とその丁寧な作りの数々を確かめていただきたいな、と思うところです。

個人的にはとても満足感のあった3DのLIVEでした。




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