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にじさんじ甲子園2021を満喫する日々の感想をだらだらと。

このところ、にじさんじの夏の大型企画「にじさんじ甲子園2021」のキャラクター育成配信が盛んに行われています。

元々「パワフルプロ野球」の「栄冠ナイン」というゲームコンテンツが好きな私としては、ここ最近のにじさんじ甲子園チーム育成の配信ラッシュの日々は、非常にありがたい毎日なのですが。

今年は昨年以上にチーム数も増え、さらには熱闘甲子園風の解説番組「熱狂!にじさんじ甲子園」まで配信されるという今回の圧倒的な配信ボリュームの増加には流石についていけず、ここ数日は日夜1.25~1.75倍速での配信アーカイブ消化に追われる状況となっています。

まあ、7/17にチームメンバー決めを行ったドラフト会議からの12日間で「にじさんじ甲子園」関連の配信時間合計は既にザッと足しただけでも約90時間分ぐらいのアーカイブがあるので、全部を追おうと思えばこうなるのは当然と言えば当然の話ではあるのですが。

しかしその配信の過半数に大会主催の舞元啓介がリアルタイムでコメント欄に姿を見せて各ライバーに助言しているのを見ると、その仕事量には本当に驚かされます。

先日はこんなツイートも残していましたが、色々と大丈夫なのでしょうか?しかも「にじさんじ甲子園」以外にも大量にイベントやコラボ参加をしていますが……。

例年大変そうだなとは思っていますが、今年はちょっと心配になるレベルの働きっぷりです。

さて、そんな「にじさんじ甲子園2021」。これも例年通りのことではありますが、コメント欄の荒れ具合、特にいわゆる指示厨によるコメントの連投が今年は特に酷いことになっています。

「栄冠ナイン」というコンテンツが、常に提示された選択肢から諸説ある最適解を選択し続けて、自身の能力値を積み上げていく性質のゲームであり、またその最適解と思われる事象が、過去作と情報が一致していたり、仕様変更される箇所もあったりといった混同を招きやすい状態にある為、プレイ時・視聴時に情報が錯綜することも多少はやむを得ないと思うのですが。

今大会は明らかに的外れなコメントや監督ライバーの知識不足を揶揄する声、悪質なデマ等も多く、この点に関しては見るに堪えないなと思う場面も何回かありました。

ましてやそのコメントの荒れによってゲームの進行が止まり、配信自体のテンポが失われる事態が何度も起こるとなれば、なおのことです。

こちらについては、ついには主催の舞元啓介鷹宮リオン監督の配信中に「コメントを見なくてええ」と自らコメントする状況が生まれたり、有識者からも「エアプ」まとめのようなツイートが出たりと、様々な対応がライバー・視聴者双方から取られていますが、そういった対応を受けたコメント欄が今後どう推移していくのか、そして配信者側はそんなコメント欄を今後どう処理していくのかも、気になるところではあります。

個人的な願望にはなりますが、本大会企画が「パワフルプロ野球」というゲームコンテンツのプロモーションを兼ねている都合上、当然と言えば当然の人選である「初心者でも遊べる」という要素を体現する存在の新人監督2人「鷹宮リオン」「アンジュ・カトリーナ」のコメント欄に関しては、今回の成功そして、来年以降の企画継続の為にも特にこれ以上荒れてほしくないなあ、と思っていますがさてどうなるでしょうか。

話はちょっと変わりますが、今年の大会の8監督。

始まった時はどういう人選なのだろう?どういうチームが出来上がるだろう?と色々思っていたのですが、いざ始まってみると、半ば私の勝手な妄想の産物ではありますが、なかなか面白いチョイスと展開を迎えているように思います。

各チームの詳細等については、「にじさんじwiki」さんがそれはそれは詳しいまとめページを作成していらっしゃいますので今年は割愛しますが。

例えば前述の「鷹宮リオン」「アンジュ・カトリーナ」はいずれも初心者枠ですが、前者は「視聴者へ次々と質問を投げかけたり、某漫画作品へのオマージュをキャラメイキングの味付けに使う」といったトリッキーな部分があるのに対し、後者は「プレイ前の下調べを入念にノートにまとめ、キャラメイキングも比較的正統派で慎重なプレイ」と実に対照的ですし、さらには両チーム同じOB選手を1年目に引き当ててしまうようなところも、運命のいたずらのような面白みを感じる部分があります。

また同様にゲーム既プレイで今年監督に初選出された「加賀美ハヤト」「葛葉」「小野町春香」「笹木咲」の4名の対比構造も割と面白くなっている印象がありまして。

昨年の傾向から「極端なパワー型育成」「極端なスピード型育成」の対比が出来た「加賀美ハヤト」「葛葉」の両監督は、今やそれぞれが「本屋・スカウト等の運に恵まれつつも、試合はエースに頼る部分が大きく圧勝か大敗の大味なチーム」と「突出した野手と内気ガチャ以外はそれほど運がないが、采配や意外な選手の活躍で僅差の決着が目立つチーム」という別の形の対比が成立しつつありますし。

一方の「パワプロとキャラに愛情を注ぐ王道育成」「勝てばよかろうなのだの悪役育成」の対比が出来た「小野町春香」「笹木咲」の両監督のチームにも、「突出したエースキャッチャーに率いられた一発が魅力のスターチーム」と「ようやく投手王国になりつつある作戦で勝つ全員野球のチーム」という別の対比が生まれつつあることには、個人的にちょっとした可笑しみすら感じます。

あとは、残る昨年の優勝者「椎名唯華」と準優勝者「樋口楓」ですが、こちらも昨年は「炎上お色気の成り上がり野球」対「熱血王道野球」と実に対照的な育成配信でしたし、今年も今のところは「栄冠ナインをまだ始めていない監督」と「一番最初に始めた監督」だったり、「昨年・一昨年の甲子園優勝請負人ユードリック在籍チーム」対「昨年のにじさんじ甲子園オールスターチーム」みたいな感じに見えなくもないですが、今後いったいどういった展開になるのか、期待したいところです。

まあ、長々とろくでもない感想を書きましたが「にじさんじ甲子園2021」もチーム育成期間は残すところ半分を切りました。

今後はどんなドラマが生まれ、どこのチームが甲子園にたどり着けるのか。
昨年のように育成期間ギリギリの作成になるチームは現れるのか。

そして本戦ではどのチームが栄冠を勝ち取るのか。

今後も楽しく視聴したいなと思います。

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