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最近見たにじさんじ関連の感想詰め合わせ(~2021/07/11頃まで)

昨日まであんまりnoteを書く時間を取れなかったので、今回はその期間中に興味が湧いたにじさんじ関連の配信について、まとめて簡単に感想書きを。


濃いお披露目、ましろ3D

7/10配信の【ましろ3D】ぼくはここにいるよ【にじさんじ/ましろ】

通例だと豊富なゲストで構成する1時間枠にじさんじの3Dお披露目を、あえて独りで配信しきって36分で終わるという独特さも面白いと思いましたが、なによりその36分間独り舞台の内容の濃密さは、過去の3Dお披露目に決して勝るとも劣らないものだったと思います。

3Dアバターの見せ方も、瞳のアップから小物の持ち運びに至るまで丁寧にみせる画角や画面切り替えがされていましたし。

また内容についても、ホラー好きなら思わず気になる小ネタとたまに感じる違和感の混じった面白い作りになっていたように思います。

最後に1曲だけ歌った曲の選曲も世界観が実に好みでした。


にじさんじという大手事務所に属していながらも「誰よりも孤高」で、それでいて最もにじさんじの特徴である「配信コンテンツの多様さ」を象徴したかのような、独特な配信を行うライバーであるましろ

今回の3Dお披露目はそんなましろの入門編、またはダイジェストとしても、とても適しているような気がした配信でした。

なので個人的には、ファンの方以外の「ましろ」を知らない、又は敬遠していた方などに見てもらいたいなと思います。もっとも、見た後に彼の特殊性を好きになれるかどうかは、相変わらず好みが分かれる所なのだろうな、とも思いますが。


イブラヒムの手加減なしマインクラフトに興奮する

 にじさんじのMINECRAFTサーバー、通称にじ鯖で開始されたイブラヒムによる巨大な建築。そのあまりの規模の壮大さに開始以降、目が離せません。

そもそもの事の発端は、勇気ちひろが久しぶりのMINECRAFTの配信を行ったところまで遡ります。

現在のAPEX配信以前には長時間のMINECRAFT配信を行うことでも有名だった勇気ちひろ。その配信時期である2019年頃、彼女のMINECRAFTでの目標の一つは天空に浮遊する「ちひろのおしろ」を作ることでした。

そんな彼女は6/28、久しぶりに訪れたにじ鯖で、自身が不在だった間に建築技術で名を馳せたイブラヒムの作った建造物を見ることになります。そして、そのあまりのハイレベルな出来栄えに驚いた彼女は、自身の拠点「ペペレスト」の上空に作りかけたままになっている「ちひろのおしろ」の製作依頼をイブラヒムにすることになるのです。

さて、依頼を受けたイブラヒムですが、彼の本気はすさまじいものでした。

7/10の時点ではこんなツイートをするぐらい、MINECRAFTとはご無沙汰だった彼ですが。

その後無事にじ鯖に入れた彼は、勇気ちひろに建材やエリトラ(ゲーム内の飛行道具)等の資材調達を依頼するやいなや、いきなりとんでもないサイズの土台を作り始めます。

その規模感はまちがいなくにじ鯖最大

敷地面積だけでおそらく過去に十数人のライバーが数カ月かけて作り上げた「にじさんじランド」に匹敵するであろうそれを一人で黙々と作り続ける彼の姿には、設定だけ見ると風車に立ち向かうドン・キホーテのような無謀さすら感じるのですが。

そんな彼の迷いのないリズミカルな建築風景には不思議と完成を疑わせない説得力のようなものが感じられて、同時にまた視聴感も、深夜のASMR配信のようなここち良さを感じられるものになっています。

現在、【MineCraft】実況プレイ【にじさんじ/イブラヒム】【MineCraft】にじ鯖最大の建築物つくろうよ【にじさんじ/イブラヒム】【MineCraft】プレイ(本気モード)【にじさんじ/イブラヒム】と3回にわたって配信が行われており、シェリン・バーガンディ小野町春香らの資材援助などを受けながら、少しずつ製作が進んでいるイブラヒムの本気による「ちひろのおしろ」建築。

まだまだ序盤なのは間違いないので、今からでも夏の夜の就寝時のお供などに視聴をお勧めしたい長時間配信です。


夢追翔MCを堪能した案件「モンスト × にじさんじ」

大半が個人的な好みの話なのですが。

7/11に開催されたイベント【モンストスタジアム】モンスト × にじさんじ ベストコンビグランプリ!【にじさんじ】を見ていた時、イベント自体も色々と楽しめるところが多いプロモーションイベントだったと思ったのですが、それと同時に、久々の大規模企画で繰り広げられる夢追翔のMCがとても懐かしくて、そこにもちょっと嬉しさを感じてしまいました。


昨年の騒動(こちらについて詳細は省略します)以前の夢追翔については、MCの高い能力と、「もやしばラジオ」などで見る原稿有りトークの巧みさばかりが印象的で、時折彼がバーチャルシンガーソングライターであることを忘れるフシすらあった私なのですが。

件の騒動と復帰以降、大舞台に立つ機会が大きく減った半面、自身の音楽活動に注力する光景が以前より増えた夢追翔は以前とは別のライバーとして楽しめる存在だったので、それはそれでそのストイックな感じが好きでした。

しかし、あれからもう1年が経ち、今回また再び生き生きとMCをする姿を見ると、やはり彼がいろんなところでMCをやって活躍する姿を今後も見たいなと改めて思います。

今後彼がどんなライバーとして活躍していくのかはわかりませんが、出来る事なら、音楽へのストイックさと高いMCの技術を両方見る機会があればいいなと思います。

あと、付けたしみたいになってアレなのですが、「モンスト × にじさんじ ベストコンビグランプリ!」自体も予想以上にテクニカルな大会で面白かったです。優勝したチーム等は後から見る人の為に書きませんが、個人的に好きだったコンビは優勝事前予想で最下位だった「文野環&フミ」でしょうか。色々とドラマティックな試合模様だったと思います。


ローションカーリングとにじさんじ甲子園

危ない転び方にヒヤヒヤしたり、爆笑したりと忙しい動画3本でした。

【漢の企画】第一回にじさんじローションカーリング選手権 1st ROUND

【漢の企画】第一回にじさんじローションカーリング選手権 2nd ROUND

【漢の企画】第一回にじさんじローションカーリング選手権 EX ROUND【最後に告知あり】

「第一回」と書いてありますが、第二回以降が行われるとは思えないほどに傍から見ていて危なっかしいこの舞元啓介枠で公開された動画3本は、まるで1990~2000年代頃の製作費が豊かな頃のテレビバラエティを彷彿とさせるような動画でした。

舞元啓介ジョー・力一剣持刀也花畑チャイカ加賀美ハヤトと、実に個性豊かな6名の面々が、3Dアバターの姿で面白おかしくローションで滑る様子は、国内外や老若男女を問わず、誰が見たとしても笑うのではないだろうかというような滑稽さに溢れていたように思います。

その可笑しさは文字ではとても表現しきれないので、気になる方には是非視聴をお願いしたいところです。少なくとも退屈はしないと思います。

個人的なツボは剣持刀也の若さと無謀な挙動、のしたたかなトリックスターっぷり、加賀美ハヤトがだんだんツッコミとして機能しなくなっていく様子などでしょうか。二枚目キャラがアホな事をすると、特に3D企画では輝くような気がします。もちろん、舞元力一花畑も面白かったですが。

また舞元啓介がこの動画公開前後でチャンネル登録者数が30万人を超えたのは、昔からの変遷を見ているものとしてはちょっと嬉しい出来事でした。

そして動画の最後には、今年も遂にやってきたあの企画の告知が。

にじさんじ甲子園 2021 開催決定です。

企画自体は昨年の実績から考えても「やらないわけがない」と思っていましたが、今年は監督が「アンジュ・カトリーナ」「小野町春香」「加賀美ハヤト」「葛葉」「笹木咲」「椎名唯華」「鷹宮リオン」「樋口楓」の8名、主催が「舞元啓介」「天開司」ということで、前大会の優勝と準優勝の2名が監督としては残留、残りは6名は全て新しい監督で主催者すらも監督から外れる、という構成になったことについてはなかなか予想外の展開でした。

とはいえ、昨年同様の熱いドラマが期待できそうな面々ではあるので、今年も今から開催が非常に楽しみです。

余談ですが昨年の「にじさんじ甲子園」については、昨年に割と大量の文章を書いたnote記事があるので、興味がある方はそちらもご覧ください。

noteはじめたての頃の記事なのでかなり雑多ですが、どういう企画かわからない方が雰囲気をつかむ程度にはなるかと思います。

今日のところはこのぐらいで。


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