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soul voice ep#2

つい先日、4度目の死の淵を垣間見た
3度も体験していると
意外と冷静な自分がいるのに驚いている

ふぃに突然やってきた
死神は

母の死を看取った記憶が重なり
いざ、自分がその立場になると
可笑しくて少し笑えてきた

とにかく、苦しく足の硬直は痛く
あれやこれやと検査をされてたが
苦しみと痛みはまったく取れず
処置室には人集りとなっていたらしい

苦痛のなか、苦痛が死のルートへ向かっていることなどよりも
この、苦痛から逃れたいとばかり考えていた

意識が遠のいていく中
生への意識もあったが
3度目の時に4度目はないだろと思って生きてきた事も影響していたのか?

年を取り、なんら未来に楽しみも希望も見出していない現実に諦めていたのか

頭の上で慌ただしく懸命に蘇生をしてくれているDr達の声に
ドラマみたいだかなぁとか呑気な事を考えて

あーあ、終わりかぁ。。
あっけないな。。と笑

しかし、またしても、私の身体は復活し
生存を選択したようで
あれよあれよと、現代に引き戻された。

またしても、原因不明である。
いつも、原因不明である。

皆、口々に何かを気をつけてと言われるが

原因不明なものをどう気をつけたらいいのかさっぱりわからない。

人は必ず寿命が尽きる

母が見せ、教えてくれたばかりで有限な時の
一日、1日を、満喫して生きていかないといけないと思ってた矢先の出来事

ひとつ、ひとつ、誰かに自分でつけていった枠組みを取り払うと
自分の人生はなんと自由に溢れて恵まれているのかが実感できる

なんでもやれた。なんでもできる。

誰かの役に立てる人間にならないとと他人しれず心の奥に芯をたてて
出来てない自分を責めつづけていたけれど

何者にもなる必要はないんだと理解してきた

でも、私は何者かになりたい
あらゆる物事に
正義を平等を博愛に溢れて
笑顔と他人の為に流す涙を大切にできる
そんな世界を望んでいる

あの日から開いた眼は常に真実と本質だけをフォーカスし

世界の全てが無知でバカにしか見せない

光を示し
道を与えたい

稚拙で弱く愚かなでも、素晴らしい生物であろう
人類の為に

そんな事を子供の頃から
考えてる

私が1番頭がおかしいっておもうけど。

私は正常だ。

でも、たとえ罰当たりと死んでから地獄に堕とされようが責苦を受けようが

私は神になりたい。
目の前にある理不尽を不遇を不幸を痛みを苦しみを取り除いてあげたいから。

人生は魂の修行じゃない。

そんなの、悲しすぎる。

たった一度の特別な生の煌めきを

美しく目一杯全力で生まれて良かったと

燃え尽きさせてあげたいから。

私は神。

誰にも言わないけどね。

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