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感想・考察・論

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詩的情緒を省いた記事。考察や方法論など
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記事一覧

グスコーブドリの伝記のバグ

宮澤賢治の代表作「グスコーブドリの伝記」。 アニメ映画になっているので、ご存知の方も多いだろう。 タイトルのとおり「グスコーブドリ」という真面目で妹思いな青年の一生涯を描く。 賢治作品では珍しく(?)ストーリーが把握しやすい。 映画も原作を踏襲し、大変なクオリティできっちりとまとめていた。 (余談・映画は一点だけ原作をかなり改変したところがあった。でもとてもスマートな変更だった。裁判の夢で補足するとか) 原作はこれ https://www.aozora.gr.jp/card

夢と共時性とスピリチュアル

毎週火曜日に更新していたnoteエッセイをしばらくお休みする。 下記の理由からだ。 お休みする前に、共有したいことがあるので書いておく。 7月30日日曜日に見た、夢の話だ。 昼に見た。 前提として、わたしの日記は、個人的な体験を抽象化して結論づける。 過去の似た体験や他所から聞いた話も含めて、いくつかの具体例を挙げて。 類例を集めて帰納した方が、良い情報をシェアできると思うからだ。 くだけて言うと、わたし個人の状況や感情を誰かに伝えることに、あまり興味が湧かない。プライ

テック系と過去系

※最近、引っ越しをした。 諸所の作業に追われて、三週間ほど文章の更新ができなかった。 今日から平常運転になると思います。 本題です。 WEB制作に携わる人を「テック系」と呼んだりする。 わたしは「テック系」と言う言葉が好きだ。 ブログで幾度となくこの言葉を使っていたが、ちゃんとWEB辞典に載っていた。 わたしの用いる「テック系」は広義な意味で、 情報強者・機能性優位な人・インテリな人・最新技術が好きな人 なども属する。 WEB制作に関わっていなくても、時短家電をめち

アニメ「地獄楽」とキメラ作品

注意事項:この記事は「地獄楽」という作品のネタバレを含みます(アニメ版のみ) 「地獄楽」というアニメを見ました。 ジャンププラスで連載された、ちょっと大人向けな和風・中華風なサバイバルもの。 大まかなあらすじはこちら 息つく暇もない怒涛の展開で、超面白かったです。 1クール最終話が放送されたばかりなので、細かな感想を書くと未視聴の方に障りがあるかなと思い、 なるべく核心には触れないよう、アニメを見ながらつらつらと思ったことをまとめています。 ただ、どうしても微妙な

ヘナで髪を染める(備忘録)

ただいまヘナで髪を染めています。放置時間中です。 めっちゃ暇なのと、 染めるたびやり方を忘れ色々な人のブログをググっているので、 備忘録も兼ねて、ヘナのやり方を残しておきたいと思います。 このページだけで完璧にヘナ染めができたら最高だ…… きっかけとか注意点とかをうだうだ書いているので、 スパッと染め方を知りたい人は、以下のメニューから「やり方」の項目に飛んでください〜 ヘナを始めたきっかけブルーブラック系の黒髪にしたかったから。 今まで美容院や市販の染毛剤で髪を染めて

16タイプ性格診断をした

みんな知ってるよね? たぶんnoteで黙々とタメになりそうな記事を読んでいる貴方は、IN系の人だと思うのだが、頑張って生きてください……。 知らない人のために説明すると、 16タイプ性格診断とは 100個くらいの設問に答えることで、16種類に区分けされた性格のどれに当てはまるか分かる心理テスト。 有名な診断サイト。デザインかわいい 各タイプの解説記事 ↑ライトな人向け ↑ハードな人向け どちらとも研究されつくした各性格の特徴が掲載されている…… 四桁の英字が

「Okja/オクジャ」見た

「Okja/オクジャ」見たちょっと前から気になっていた映画「Okja/オクジャ」を見ました。 食肉用として育てられた大きなブタ・オクジャと、オクジャと家族のように育った少女・ミジャの冒険譚(?)。 内容的に「冒険譚」にすると違和感がありますが、前半の爽快なアクション、映像美、おちゃめなユーモアはファミリー映画風です。 後から知りましたが、「パラサイト 半地下の家族」で有名なポン・ジュノ監督作品らしいですね。「パラサイト」も前半はノリ良いコメディの連続で面白く見ていました。

無意識下で立ち現れるもの

河合隼雄さんの本を好んで読んでいます。 ユング心理学や箱庭療法は面白い。河合さんの考え方自体にもとても興味があり、自著から作家との対談本や自伝っぽい本まで色々と読み漁ってきました。 河合さんのご出身は奈良で、生まれ育った場所にも行ってみました(これは聖地巡礼というのだろうか)。 精神病理。精神分析。言語で説明がつかない、人間が抱える無意識的なもの。完癒もすれば、悪化もする。諸刃の剣っぽいもの。 わたしが説明すると超オカルトっぽいけど、学問兼臨床心理の場で活用される治療法です。

3万円台で3泊4日の旅行をする

4月中旬に3泊4日で名古屋と三重に行ってきました。 今回の旅の目的は伊勢神宮へのお参りでした。 お伊勢さまに対しても色々書きたいことが多いのですが、それは別の記事で。 今回は、安く旅行するための工夫について書きたいと思います。ライフハック的な記事です。 わたしの旅行感わたしは本来、旅行があまり得意ではありません。 自分のテリトリー(家と近所)の安心できる環境でダラダラするのが好きです。 わたしが旅行に行くときは、観光ではなく一つの目的を持ってその場所に行きます。 旅行と

食費を2万におさえる

昨年12月から「Moneytree」という家計簿アプリを使ってあらゆる金額を管理し始めました。 ここ三ヶ月の食費を算出したところ、2万円におさめることができました。 一人暮らしの一ヶ月分の食費の平均は以下の通り。 けっこう節約できたので、私が実践した方法をご紹介します。 「体(健康に保つ)」 「精神(健全に保つ)」 「経済(節約する)」 「料理(自炊する)」 の四項目に振り分けて実践しました。 この項目のうち一つでも実践すると、今よりも食費が削減できるのではと

アクの強さを表面に出すと苦労する

いろいろな人と会ううちに気づいたことがある。 知り合って間もないうちは、「アクの強さ」を表面に出さない方がいい。 普通に働いていて、普通に友達や知人のいる人には「当たり前だよ」と思うことかもしれない。 そんなの当たり前にやっていることの一つだよ、と。 でも、書いておく。 「アクの強さ」を表面に出すと苦労する。 初対面〜会って2、3回目まで、「アクの強さ」は出さない方が良い。 自己主張はできる限り控えめに。 なんとか「普通の人」を演じ切ってみてほしい。 実は、この

面倒くさい人間は文章を書くべき

執着されるのが面倒くさいのと、本音を言い合って仲良くなる、みたいなのが面倒くさい。 殴り合って分かりあう。 昔の少年漫画みたいな。 職場で「本音で語り合いたい」と言われて、ちょっと面倒くさい思いをした。 職場なんて、いちばん建前を使う場所じゃないか。本音で語り合う意味が分からない。 その人に限ったことだが、会議室で会社の悪口を言いたいだけだった。 イノベーションとか、一社員の意見を汲み取るとかではない。ただの愚痴。本音を語り続けるのは相手で、こちらは聞き役に徹した

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文章を書くときに便利なアプリ&ツール

本業がWEB関係で、テック系に片足をつっこんでいます。 趣味で文章を書くときも、あれこれいじって、アプリやツールを試しがち。 そこで今回は、「個人的に使って良かったな」と思う文章作成まわりのサービスを紹介します。 小説やエッセイを書く人、ブログ記事を書く人、何らかの文章を作成しなければいけない人のお役に立てたら嬉しいです。 その前に…… 文章を書くときの流れ文章を書いてWEBにUPするまでにこのような過程を経ています(我流です)。 主にWEBサイトにUPしている小説の流

夢は第二の人生と申します

タイトルは大好きな漫画「王ドロボウJING」から。 せっかく何か書いているのだから、個人的な話よりも、なんかシェアできるネタないかな、と思っています。 素人ながらこれまでの体験を振り返って、共有したら役立つこと書けないかなと探しています。読み手もそっちの方が楽しいよね。 個人的な「マルチ商法やってる人の見分け方」マニュアルがあります。 たぶんこれが現時点で一番誰かの役に立つと思う。 ただ、書くとめちゃくちゃ長くなるからまた今度。ごめんなさい。 あ、夢の話しましょうか。