見出し画像

#1 猫の絵本

猫の絵本を集めています

  お店では、少し前から猫の絵本を集めています。
  きっかけは、家で猫を飼うようになったこと。
  猫を飼うようになると、不思議と猫のテレビを観たり、猫の絵本を読むことが多くなりました。

  軽い気持ちではじめたら、次から次へと猫の絵本がたくさん見つかります。最初は猫の絵本全部置くつもりだったけど、絵本を置く場所はもちろん、予算にも限りがあるから、到底全部は無理そうです。今は、なるべく内容が均等になるように、(泣く泣く)選んで買っています。
 
  猫の絵本を集め始めると、犬派の方から「犬もかわいいよ」という無言の気配を感じはじめました。犬の絵本は、猫の絵本が落ち着いてからと考えてますが、ちょっとだけ下調べをしました。
  犬の絵本は猫の絵本と少し傾向が違います。
  犬の絵本には、「忠誠」とか「冒険」「働き者」「友だち」「信頼」といった内容が多いようです。もちろんイヤな奴(犬)はいませんし、それが犬の魅力でしょうか。犬の絵本については、また本格的に集め始めたら改めて書きたいなと思います。
 一方猫の絵本は、イメージにとらわれないというか、内容が多種多様です。猫の絵本にもイヤな奴(猫)はいませんが、怖いヤツはいます。例えば化 け猫~。今の季節にピッタリな猫で、かなり怖いです。 
 

化け猫だけじゃない

 化け猫以外では、魔法猫とか、ファンタジー猫。とにかく猫はよくしゃべるんです。
 あとは職業猫。絵本の中の猫はよく働きます。お医者さんに、タクシーの運転手、本屋さんに、看護婦さん、お直し屋、パン屋さん、郵便屋さん、喫茶店のマスター、他にもいろいろ。
 現実世界では、猫は食べて寝て時々パトロールといった生活が中心で、ワンちゃんの方が職業犬として大活躍してます。そのギャップも面白いです。
 

想像力をかきたてる

 猫の奇想天外なところ、摩訶不思議な生態のせいか、猫を飼う作家さんも多いですね。猫との暮らしぶりを書いている作家さんのエッセイや絵本もあります。ちなみに私は、和田誠さんの猫絵本が好きです。※いつかお店にも置きたい・・。
   猫はかなり人の邪魔する動物のはずなんですけど、作家活動の邪魔にならないんでしょうか。
 よしやるぞ!と机の前すわると、猫は目の前に座り、よしやるぞ!と気合を入れると、猫はそばで気持ちよさそうに寝て眠りに誘います。私も何度も罠にはまった記憶があります。
 だけど、猫の生態には想像力をかきたてる何かがあります。可愛さだけじゃなく、何を考えているか分からないような顔つき、かたにとらわれない自由奔放な振る舞いが、きっと猫の魅力だと思います。
 
 猫の絵本を並べて読むと、新たな発見・面白さがあります。これからも当分猫の絵本を集めていく予定なので、いろんな猫に会えそうで楽しみです。
 そうそうわかるわ~とか独り言を言いながら、きっと絵本を読みます。





よろしければサポートをお願いします。いただいたサポートは、絵本の購入費、読書普及の活動費に使わせて頂きます。絵本はは毎月10~20冊の購入を目標にしていますが、なかなか達成できない状況です。忘れられない絵本との出会いの場をこれからもつくりたいと考えています。