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もの病みの月:短歌連作


夜二時のレシートのごと恨み言待ちて既読に代わるそのとき


月が見てるから危ない押さないで夜空は虎の色をしている


亡くなった団地を供養して廻るコンクリには刺さらぬ線香


むしろ夏らしい九月の季語に「アレ」加え抑えて吼える岩崎


宵を待つうちに返信今日も来ずカビゴンだけがねむってくれる


短歌俳句で野球と言えば高校野球のイメージですが今年は虎一色ですね。
阪神タイガースアレおめでとうございます。

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