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良い写真って?

みなさん、お疲れ様です♪
Laskey@Photographerです。
ご覧頂いた上に、スキとか押して
頂いて、ありがとうございます。

すんごいタイトル書いてしまいました。
お前、そんなこと語れるのか?と言わ
れたら、「?」ですが、ま、ここは
マイページですので、いいことにしま
す。
でも、良く議論を呼ぶワードですね。
「良い写真」とは何ぞや?
確たる答えがあるなら知りたいもん
ですが、話しを振った手前、自分の
考えをちょっと書いてしまいますが、
経験と共に内容はまだ変わるかも知れ
ません。

みなさん、もしかしたらそれぞれ答え
をお持ちかもです。
これから書くのはあくまでも私見で
あり、万人に共通するとは思っていま
せんので、悪しからず。

価値観10人十色ですから、その人や
タイミングによって「良い写真」は
異なる。と思っています。
更に、憧れはしますが、良い写真を
撮ることが目的では無く、マストでも
無い。と思っています。

何かお題を決めたコンテストのような
モノであれば、そのお題を的確だった
り、婉曲的に伝えられる写真が「良い
写真」かも知れません。
そして想い出詰まったプライベート
写真等は個人にとっては良い写真で
しょう。

こう書くと、「なんだよー、良く
ある結果じゃないか」ですよね。

それで、今回フォーカスするのは
一般大衆向けに撮られたものには
違い無いのに、感情揺さぶられる
写真と言うのがあるんじゃ無いか?

普遍的な魅力を持っている写真。
とでも言うか。
そのヒミツはなんなのさ?と。
それについて、少し考えてみようかと。

例えば、ファンの方も多いと思います
が、自分も好きな著名な写真家の1人
にソール・ライターがいます。
ニューヨークの奇跡。なんて言われて
います。

ソール・ライター展より

オシャレじゃないですかー!

もちろん、我々が見慣れ無い海外の
光景、ショーウィンドウに写る女性も
綺麗な外国人。
そして、そのファッション。
全体の色合いに、時代を感じる雰囲気。
全部ひっくるめるてステキだわあー。
なんて、思うんですけど、この写真は
どちらかと言えば、ファッション誌
向けに狙って撮ったのかな?もしくは
その時のオフショットかな。なんて
思うワケです。図録を見たら正解は
解るかもですが、敢えてそこは見ない
で、私の感想です。

ソール・ライター展より


そして、コッチは結露したウインドウ
越しに外を歩く人を撮ったいわゆる
スナップ的な写真。
撮影者が居るカフェ?のヒサシ。
雪、歩く人の冬のいでたち、止まってる
車、ゴミ箱か、雑誌スタンドのような
モノも写ってて、時代的には1960年
代かなぁ。コレも図録はまだ見ない。

キャプションとかも無いのですが、
少なくとも、自分には新鮮かつ、
ステキな光景でドキドキするし、
なんか懐かしい感じもします。
で、きっと同じような刺激を今、受け
ている人もいるんじゃないか?と思う
んですね。

撮影者からしてみたら、割と日常の
光景だったのかも知れません。
彼の作品には自宅窓から外を撮った
だけの物も多いけど、コレがまた、
何故か良い。
そう言う日常から動機を拾って自然に
シャッターを切っていたのだと思いま
す。
ソール・ライターに限らず、無欲、
芸術を意識していなかったのに、そこ
には魅力が宿っている。としか言いよ
うの無い写真もあります。
ここで、本当に聞いてみたいのは
こんな写真、つまらなくて見過ごして
しまうよ。と言う自分とは違った感覚
の感想と言うかお話しです。
それを聞いたらなんでコレに自分の
気持ちが揺らいだのか、ヒントを掴め
るかも知れない。

なんて、感想言うのも僭越なのですが。

でも、日常の中にこうした感動を見出
して写真に納めるチカラ。
ソール・ライターと言えば、世界中に
ファンが居る事を考えると、日本人の
我々だから、新鮮な光景に見える。
と言うだけじゃない。と思います。

良い写真と言う言葉そのものが、
ちょっと漠然とし過ぎているんじゃ
無いか?とは思うのですけどね。

実はつい先日、講座をやってる時に
某大御所先生がスタジオにヒョッコリ
顔を出されました。
受講者に見えるように、私の写真は
テザーで撮ってモニターに映してるの
だけど、その写真をしみじみご覧にな
って、「なんて、いい写真を撮るん
だ。」と褒めて下さったのです。
もちろん嬉しかったですが、さすがに
気が引けて、いいの意味が聞け無かっ
たけど、講座中だったから、かなり
無意識に撮ってたカットであったハズ
なんですが、そんな自分の写真に何か
感じる物があったのか?と少し驚きも
あったし、時間が有れば自分もじっ
くり見直して見たかったのですけど、
ちょっとその時間が無く。
オマケに、先生はどの写真を褒めて
たっけ?と言う体たらく。
でも、「いい写真」って何だ?と考え
るきっかけになっての今日のお題。

それはともかく、ソール・ライターの
写真に自分は心動かされて、お金出し
てでもデュープの一つも欲しいわあ。
と思ってしまったワケです。買える
金額じゃ無いと思いますが。

因みにこれらの写真は、ソール・ライタ
ー展で複写OK、個人のブログなどには
掲載OKを貰ったモノです。

本人に聞く術はありませんが、ある意味、感度が凄く高い方だったのでは
無いかなぁ。と。
日常からでもこうした感動を拾える
感度の高さに感性。なんとも羨ましい
です。
そして、観る人の心動かす写真。

こう言うの、自分の撮るジャンルと
は違いますが、やはりいいものは
いい。と思えちゃいます。
それが、普遍的な良さとでも言うの
でしょうか、ちょっとボキャブラリー
不足です。
もうね、今日は並べて写真貼れませ
ん。恥ずかしくて。(笑)

こんな写真を見ながら、感度、感性を
磨いたら、いろんな人が見てもちょっ
と、ときめく写真。
そんな写真が撮れるようになれば、
サイコーですね。

その前に、自分が楽しめ無かったら
仕方ない気はしますけど、先ずは
自分、運が良ければ周りの人にも
いい影響。
そんなモノに憧れて、撮り続けよう
かな。と思う今日この頃。
「いい写真」はその結果、もしかした
ら後から付いて来るんじゃないか。
と思ったのが今の自分の考えですけど、
どんなモノでしょうかね?

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