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ポートレート〜レトロに楽しむ〜


みなさん、こんにちは♪
Laskey@Photographerです。

5月10日は後藤の日。と言う語呂
合わせで、本日もNikon元フェロー
御大とF3TとAI Nikkor 35mm 1.4を
サカナに楽しく写真談義させて頂き
ました。
ま、ホントに凄い方って飾らないん
ですね。見習いたいものです。

さて、先日、Old lens絡みのことを
書きましたが、今日はフィルムカメラ
や当時のレンズ話しで盛り上がった
余波を受けて、そんなレンズを使って
デジで撮影し、尚、RAW現像の時に
少しいじって、イメージに寄せた
写真を貼ってみます。
元画にレンズの特徴が上手く生きて
いると、レタッチし過ぎ無ければ
個性は残せるように思いました。

Nikkor 105mm F2.5

最初は古いNikkorの105mm。F2.5。
フィルム時代初期、ポートレートの
定番と言われていたレンズらしい。
これをD850で使ってみました。

なんだ?この全てにおいて優しい描写
は?と言う感じ。
ピントとかはしっかりしているのです
けど、トロっとしてると言うか。
語彙力不足ですみませんが、マッタリ
が似合う描写では無いか?と。

元画が既に雰囲気あったので、それを
壊さないように現像しました。
自分の写真を褒めてもしょうがありま
せんので、見て欲しいのはその描写です。
色も少し色抜けしてるような感じが
かえって雰囲気を強めているように
思いますが、どうでしょうか?
ボケはメインの桜から距離取れる枝
を背景に選んだので、あまり目立たな
いけど、うるさい人なら二線ボケぽい
ね。と言うかも。
でも、それ以上に先日のNikkorにも
あった、なんかマッタリした空間を
感じる方が自分の琴線をくすぐります。
この日の天気は薄曇りではあるけれど
青空は見えていて、時間は午前10時
頃。光が柔らかかった。のもきっと
影響大。
一言で言うなら、昔撮ったの?みたいなレトロな雰囲気を感じます。

Model Lin

古いレンズを付けていると、そう言う
ロケーションに行きたくなるんです。
モデルしてくれたLinちゃんはカメラ
女子。写真を撮りながら、ちょっと
モデルもして貰った。みたいな感じ。
室内ではストロボ禁止なので、地明か
りで撮影。
本当はもっと黄色いあかりだったの
ですけど、ややもすると不健康な印象
があったので、セピア調に振ってみた。
Nikkor 55mm F1.2です。
開放絞りで撮ってますが、やや引いて
撮ったから、被写界深度が出てモデル
さんの身幅が丁度収まりました。背景
のとろけ方はこのレンズの醍醐味です。

Summicron

コレなー。
Fujifilm X-T4で撮影。
確か開放で無くてf4.0くらいで撮った
文房具屋さんの一角。
周辺減光と色乗りの悪さ(現像で
大袈裟にはしてある)が今風では
無いんですけど、シャープな感じには
ちょっと驚く。
コントラストも高いせいか、抜けも
良く感じます。
1950年代のSummicron 35mm
f2.0の写りです。

Model Rosey

コレも色乗りを大袈裟にセピアに
してしまってはいるけど、厳冬の
雰囲気が漂っているような気がする
のは撮った人だけ?
シャーロック=ホームズをイメージ
してるんだけど。
やはり、このレンズもオールドって
のは色乗りの部分で、コントラストに
抜けはいい。
Tesser 45mm F2.8
まぁ、現像でテイスト入れてるから
レンズそのものの素性は薄まってます
けど、コントラストなんかが醸す
抜け感、マッタリ感なんかはいじって
もやはり残るんだなぁ。と。

DC Nikkor 105mm F2.0

古い個性あるレンズを覗いて、こんな
雰囲気を感じたら、気分のままレトロ
を意識して仕上げてみたシリーズでし
た。

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