75mmでポートレート その2
みなさん、こんにちは♪
Laskey@Photographerです。
先日、帰りのカメラバックに
フォクトレンダーのUltron 75mm F1.9
が増えていたワケですが（笑）
今日はその写りと、前に手に入れた
TTArtisansの75mm F1.25の写りや
使い勝手を比べてみたいと思います。
レビュー、作例とはあえて言いません。
貼る写真は、自分なりにレンズの特徴
は残しながら、レタッチしたつもり
なので撮って出しじゃありません。
レタッチの影響はかなりあるものの、
雰囲気がやはり違うので、そのあたり
を感じて貰えたらいいかな？と言うこ
とで、早速、貼ってみます。
先ずはTTArtisans。開放はいい感じに
ピンが柔らかいです。
前回も書きましたが、絞り開放だと
ピントが微妙に滲んでいて、それが
柔らかさの素かと。
EVFでピント拡大してピント合わせを
しますが、滲んでいるのが分かるので
ガチピン合わせは慣れが要りそうだし
、ホントにコレで合ってたのかな？と
は思いますが、写真を見るとそんなの
はあまり気にならない感じです。
脱線しますが、Nikon Z9の場合、
ピント拡大機能のオン、オフをシャッタ
ーボタン横の動画録画開始ボタンに割
り振れるから便利。Nikonの人が教えてくれました。使ってるカメラを便利に
カスタマイズすると良いですね。
それよりやはり、F1.25と言う浅い
被写界深度なのに75mmと言う焦点距
離のおかげで、ボケが適度に抑えられ
て、背景が説明的になり過ぎないで
生かせるのがいいです。
個人的には意外に好きかも。（笑）
そして、もう一つがVoigtlander
Ultron 75 F1.9です。
明るさに無理をしていない設計の
せいか、絞り開放で見るピントは
こちらの方がカチッとしています。
ピントはいずれも撮り手に近い方の
モデルさんの目を狙っています。
クリアなピント。って感じがして、
いわゆる、絞り開放から解像する
高い光学性能。と言う感じですね。
ボケ味もなだらか、綺麗かと思います。
少しマッタリ目で自分は好き。
念のため、これらのレンズは決して
ソフトフォーカスの類ではありません。
参考までに、Lensbaby Velvet
56mm F1.6の写真も貼ってみます。
コレはソフトフォーカスレンズです。
絞りはF2.8まで絞っているので、ソフ
ト効果は少し弱くなっています。
ソフトフォーカスレンズの描写はやはり
ちょっと違いますよね。
後は好みとか、どう撮りたいか？次第
。
ここまではカメラはNikon Z9です。
ちょっとカメラを変えても撮ってみまし
た。
カメラはフジのX-H2。APS-Cセンサ
ーなので、画角は113mm。レンズの
中心近くの部分を使うことになります
から、画質は同じ絞りでも上がるはず。
見たら分かるけど、フィルムシミュレー
ションがかなり効果的。
クラシックネガを当てていて、ライト
ルームクラシックで現像しています。
解像はやはり少し良くなってる気が
しますが、重箱の隅をつつくような
レベルかも。それより、色のインパク
トがフジ機にはありますね。レンズの
色再現と言うよりは、メーカーの現像
テイストの個性が良く出てる。
更に違うシチュエーションも見てみま
しょうか。
カメラはNikon。さてどっちだ？
このくらいの距離感だと差を感じ難
い。
画角的にやはり、全身を撮るより、
バストアップくらいで平面過ぎない
背景にしてボケを上手に見せる。
と言うのが75mmは得意なのかな、
と言う気がします。
開放でもまつ毛がシャープ。
使い勝手としてはVoigtlanderの方が
コンパクトでピントのヤマが分かり易
いですが、TTArtisansのマッタリ加減
を取るか、少しスッキリのVoigtlander
を取るか？は好みの問題。と言えそう
です。フォーカスのスムーズさ。などは
どちらも互角でした。
さて、ここまで、全てMFのレンズでし
たが、最後に参考までに、自分が人物
撮影で最も使用頻度の高いAFレンズ。Nikkor 85mm F1.4G 。
ピント面とそこからのボケへの移行
が素晴らしい。と思っているレンズ。
実はコレ、開放絞りでは無いのです
が、元がF1.4だから、好みに合わせて
絞ればボケ具合のコントロール代が
あって、絵作りしやすいです。
それでも単調な背景なのにかなりボケ
ていますが。
目にピントを合わせると胸はもはや
ボケていてあまり目立ち過ぎ無くてい
いかも。
え？目立ってます？^^;
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