イメージでポートレート
みなさん、お疲れ様です。
Laskey@Photographerです。
今年の春は何といううつろい方でしょ
う。過去の撮影データから、季節の
撮影を予測して、そこまでハズレた
事はありませんが、今年はわからない
。そんな年ですね。
モデルさんとのスケジュールと開花情報
を睨めっこで、タイミングとか、何か
に追われてまで撮るのは好きじゃない
んだけど、季節モノは仕方ありませ
ん。野鳥なんかもそうでした。
そんな中、ユキヤナギは比較的時期も
長いから、ユルっと楽しめます。
ユキヤナギはサクラみたいに皆が
騒ぐモノでは無いから、それもいい。
映える。とかは分からないけど、
密かに好きな花なので毎年撮っていま
す。
最初はどうしても、色とかカタチ、
ボリューム感などに目が行きます。
素直な感覚としては、当たり前かな。
それが、レンズを変えると違って
見えてくるものがあるんです。
例えば、これは前回同様、TOKINAの
Reflex 300mm f7.1 。
カメラはフジのXH2なので、35mm
換算450mmの画角ですが、一番は
圧縮効果による背景と被写体のバラ
ンス。次がReflexならではの背景の
ザワつき。最後に逆光気味だった
せいで全体に薄くフレアがかって発色
が淡くなってる。
肉眼ではこんな風に見えないのですが
、ファインダー覗くと「を?面白い
感じになってる」と、レンズの個性が
出てイメージチェンジのきっかけに
なったりします。
そうすると、違う撮り方してみよう。
なんて思い付くワケです。
アタマの中のイメージが一枚目とは
既に変わっているので、
レンズを元に戻しても光の入り方
が最初とは違う場所を探して、フレア
なんかがわざと出やすい位置にモデル
さんに動いてもらってます。
最終的にはイメージはどんどん詰まっ
て行くので、コレはこう仕上げよう。
と既にゴールも見えてくる。
ちょっとしたきっかけだったんです
けど、1日でも変化あるから、自分の
イメージはやはりあった方がいいん
だろうなぁ。と。
ただ、良く見ると1枚目の明るくて
綺麗な絵面から、最後はやっぱり
自分の好きなダークなイメージに
なってんじゃねーか!ってことだった
りするんですが。(笑)
このイメージに落ち着く衣装を無意識に選んでたと言うのもあるだろうけど、
趣向の帰着場所ってやはりあるのかも
知れないです。
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