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ポートレート撮影とストロボ

みなさん。ご覧頂きありがとうござ
います。
Laskey@Photographerです。

先日、ポートレート撮影の写真をいろ
いろUPしましたが、いわゆるちゃんと
撮ったのばかりUPしたので、普通に
撮ったモノと差がわからない。
ってお話しもあったので、(ある意味
自然に見えた。ってコト?^_^)
今日は改めて分かるのをUPしてみま
す。
んー、コレは本来、講座の実習でやっ
てるんですよね。

モデルはお馴染みLUNAちゃんです。

右からの半逆光

最初から顔を明るく撮ろう。と顔に
露出を合わせたとしたら、背景や足元
のタイルは真っ白に露出オーバーに
なるでしょう。
ある程度背景や足元のタイルが分かる
明るさでカメラの露出を固定して
明るさを足したい部分に必要な量の
ストロボ光を当ててやります。

レタッチで色を少し変えてます

影になってた部分が明るくなりました

いわゆる日中シンクロ、デイライト
シンクロ。と言う撮影方法です。
ストロボの発光量はTTLでもイケる
と思いますが、言わなきゃストロボ
使ってるのが分からないように
自然な感じにとどめておきたいので、
微調整したければ、やはりマニュアル
で使用ですね。
ストロボにはディフューザーと言う
拡散用アクセサリーを付けています。
光が柔らかくなる分、パワーは落ちる
ので距離や使う場所を選ぶのがコツ。

なんとなくコレでも良さそうだけど

日陰で使うと効果はよりはっきり
分かります。
日陰なので、色温度が若干低く、
オートホワイトバランスだと影の
部分は若干青味が強いのが分かり
ます。

色もきちんと出ます

ストロボ光の色温度はおよそ5600K
昼間なので、そのまま使います。
影が明るくなっただけでは無く、
顔の肌色なども綺麗になっているのが
分かると思います。
壁や階段も本来の色が出ています。
きちんとした色を整えた上でイメージ
に合わせてレタッチで色などをいじっ
た方が色に濁りが出ないので、仕上が
った時にいわゆるヌケが良い写真に
出来ます。

一見、悪くはないようだけど

そんな変には見えないかもですが、
左後ろから入る光によって鼻の
部分になんか余計なハイライトが
入ってしまっています。
モデルさんの右の髪の毛の影も
エッジが強くてイヤだなぁ。と。

ストロボで影をならしてしまう

それなら、いっそ均一にならして
しまおうとストロボで影消しです。
影をならすと陰影が弱くなり、立体
感に欠けて来ますので、ポージング
などで雰囲気変えてカバーすると
いいですね。

早咲きの桜🌸

コレもなんとなく普通には見えます。
ですが、肌色、服の色が沈んでいて
せっかく桜とコラボなのに明るい
感じに欠けます。
顔に露出を合わせると桜の花びらの
色が白く飛んでしまうでしょう。
と言うことで、露出は桜の花びらに
合わせてみたら、顔の感じはこう
だった。と言うのが上の写真。

頬にハイライトが残っちゃったが

帽子のツバで目に影が落ちると
クマみたいになって不健康そうに
見えます。
なので、帽子を取って、更にアタマ
の形が綺麗に見えるアングルを探し
ます。
うなじが見えているのは首を長く
見せるため。
なんだけど、本来、鼻孔は撮らない。
が賢明なのですが、綺麗な形に撮れて、
中が変に見えちゃう。みたいにならな
ければ、アリです。
モデルさんって、こんなアングルで
万一、撮られてもアラが出ないように
お手入れしてるんです。
そう言うの知らずにモデルとかやって
ると事故写真も出て来る。
もちろん、わざと撮るのはNGだし、
モデルさんに嫌われます。
お互い意思疎通してからが無難。

微妙なアングルの写真が最後になり
ましだけど、単に明るくするだけでは
無くて色もコントロールすることで
一味違うポートレート撮影が出来る。
と言う寸法です。^_^

以下はストロボにソフトボックスを
付けて撮影した例。
桜とモデルさんの明るさも整え易く
光もより柔らかくなるので、花びら
の色を飛ばさずに済みます。

今年は桜の開花が早まるかもです。
花の色も綺麗に、人物も綺麗に
バランスいい明るさ、色にチャレンジ
してみてはいかが?^_^

落ちてた花で髪飾り







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