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ジブリ映画私的ベスト

君たちはどう生きるか
こないだ観てきました。

けどここに載せるのは、君どう以外のジブリ映画ベストです(白目)

1・風立ちぬ
2・天空の城ラピュタ
3・風の谷のナウシカ
4・千と千尋の神隠し
5・ハウルの動く城
6・紅の豚
7・思い出のマーニー
8・かぐや姫の物語
9・平成狸合戦ぽんぽこ
10・もののけ姫 
11・となりのトトロ
12・魔女の宅急便
13・崖の上のポニョ
14・耳をすませば
15・ゲド戦記
(入ってないやつは 観てない)

まあこんな感じかなとなりました(白目)
必ずしも下の方に行くにつれて好きでないとかそういうわけでもないです。4位以降の順位は気分で全然変動すると思いますしこれ書くに当たって最初にTwitterに書いてた順位から結構変わりました(白目)
おもひでぽろぽろとか海がきこえるとか猫の恩返しは観てないです……
順に説明していきます

以下、ジブリ作品に対するネタバレを書きまくりの感想集になると思うので、ネタバレを観たくない人は読まないでください(白目)

マジで容赦なくネタバレ書くと思うので、注意してください。



1・風立ちぬ
この映画は、大学卒業年次の年に劇場で観て、その思い出と併せて、俺の青春の総決算のようであったので、並々ならぬ感情をもったものでした(白目)
繰り返し観たのはナウシカやラピュタの方がみてると思うのですが、その中でベスト1に選んだのは、その方が通ぶれるから……ではなくモノを創る人間が持つカルマと情熱を刻銘に描いた作品だからですね。
まあ、結核を患うヒロインのそばでタバコを吸ったり、それはどうなのって感じのところも大いにある(白目)
ただ、あの映画には創作(モノづくり)をする人間の夢と人生を賭けた情熱が詰まっていて、ロマンを感じるんですね、それは宮崎駿監督の晩年の作品ということもありある種の並々ならぬ気迫のようなものを感じます(白目)
同じ飛行機をテーマにした紅の豚とかとも、だいぶん印象が違いますね。

主人公、堀越二郎の人間臭さ、その周りに出てくるキャラクターも魅力的で、やっぱり人間的な良さが出てますね。
ヒロインの菜穂子は、めちゃくちゃ可愛いですね。髪の毛が青いのが良いですね。(白目)
最後の菜穂子のセリフが、「来て……」から「生きて……」に変えたというの、嘘か本当かわからないけど、考えさせるものがありますね。
映画自体も、物語はそこで生きていく話になるわけでもなく、カプローニおじさんとメシ食って終わりになりますからね。飯というか、ワイン飲まんか?て言われるんだったか(白目)

「人間の最も創造的な期間は10年だ」みたいな感じのカプローニおじさんのセリフ、俺はもうことあるごとに思い出してしまいますね(白目)
私もなんやかんやでかれこれこうした創作活動をしてもう何年になるか……10年……一次創作でサイト始めてからでさえももうすぐ20年になるし、最初にカービィのファンサイトでゲーム作ったりしてたのから数えればもう今年で20年だし、RPGツクール2000で完全オリジナルでゲームの完成作品作ったのも20年前……ていうか小3からずっとゲーム作ってたからそれらも完成作でちゃんと作ってたしそういうのから数えればもう23年になるのか(白目)
それでカプローニおじさんに「君の10年はどうだったかね?」て言われても、俺の10年ってどこから?ってなるし、もしかしたら本当の10年はまだこの先の活動にあるのかもしれないし、俺の本当に創造的だった10年の期間はもうとっくに終わってるのかも……とか、色々考えてしまいますね(白目)

あとシベリア(お菓子)流行りましたね。公開当時。シベリア今でも好きなお菓子ですし、あの風立ちぬ公開当時のシベリアブーム、あの浮かれた感じは結構好きでしたね(白目)



2・天空の城ラピュタ
この映画はまあ、腐るほどみた映画ですね(白目)
小学生とか中学生とかの頃、毎晩飯食いながら家族で観てましたね。一家の団欒にラピュタ。晩飯とラピュタ。
ムスカ大佐という最高の悪役キャラ、神キャラがいますからね。ムスカ大佐は最高。
パズーは良いやつだし、シータも可愛いですが、とにかくムスカ大佐ですね。親方やモウロ将軍(だっけか)、ポム爺さん、ドーラ一家など、魅力的なキャラクターがたくさんいますが、やっぱりキャラ濃いのはムスカ大佐ですね。
悪逆非道で人の心無いんかって奴なんですが、今になって観てもラピュタが面白いのは、ムスカの人間臭さというかラピュタに賭ける執念と情熱に、観てる私も歳をとるにつれ分かりみというか憐れみというか感情移入してしまうんですよね(白目)
まあ何せ毒気のない冒険活劇なので、純粋に楽しい、少年のような気持ちでみられるというのもまああるかもしれませんが。でもパズーよりムスカがやっぱり面白い男だなあと思ってしまいますね。
あとはまあ、台詞が暗記できるくらいには観てるので、金ローでラピュタやってると台詞追うのに楽しくなってしまいますね。動いたぁっ!とか煙幕か!とかなーにが腹痛だこの野郎とか(抜粋する台詞そこ?)
まあ、冒険活劇だから……もうシナリオがどうとか以上に、人生の中で染み付いた腐れ縁のような映画なのかなあとも思いますね(白目)


3・風の谷のナウシカ
ナウシカ可愛いよね。ナウシカは、私が理想とする美少女像に最大に限りなく近い美少女ヒロインですね。(白目)
まあ当時、アニメージュの全アニメ作品ベストヒロインみたいなのを長年総浚いで首位取ったりしてたらしいので、オタクは本来、ナウシカみたいなヒロインが理想であるはずなんですよね(?)
ナウシカと、ルパン三世カリオストロの城のクラリス。宮崎駿監督の初期映画作品のヒロインは、異常なほど顔が整っていて、異常なほど美少女だなと思います(白目)
だから俺のキャラの、ロマンチカの創作で描くキャラクター、CN:Grilなども、ナウシカやクラリスのような顔立ちで描きたいというのが理想なんですよね。一回、クラリスの顔の描き方を真似してgirlを描いてみたことある気がする(白目)

何故かカリオストロの話になっちゃった。ナウシカは、ビジュアルは勿論ですが、キャラクターとしての性格や佇まいや行動や意志の強さなども、魅力的なヒロインです。CN:Girlという私のキャラクターの話をしましたが、girlが目標にしてるのは実はナウシカのようなキャラクターなんです。
目標にしてるというか、まあこれまで描いてきた中でそういうイメージはあったのでした(白目)

ナウシカ、他にも魅力的なキャラクターがたくさん出てきます。ユパ様、クシャナ殿下、クロトワ、ミト、ペジテのラステル、ペジテのアスベル、王蟲、でかいトンボなど……(白目)
これもまあ何度も観た映画なので、こないだ金ローでナウシカやってるの改めて観てTwitterで実況したりしてたのですが、自分でも思ってた以上にセリフ覚えててビビりました。やっぱりユパ様がコルベット襲撃した時のトルメキア兵の「つ、強い……!」が良い台詞ですね(?)
ナウシカ、後半どんどん可哀想な展開になっていくので、結構後半は悲壮感強いのですが、最終的には救われてハッピーになるし、王蟲は帰っていく(白目)
原作を読んだ方が良いとずっと言われてるんですが読めてなくて、映画の終わるところまでは昔読みましたがそれ以降を読めてないです。その先が重要なのに……(白目)
なんか、昔友人から色々話で聞いたりしてて、友人が昔よくナウシカ原作について語ったりしてたので、なんか原作だとナウシカは完全にヤバい女になると言われてますが、まあわりと映画の時点でかなり過激思想家なところあると思うし、それは全く変なことでなくて、キャラクターの魅力だと思います(白目)

あとはメーヴェとコルベットの戦いですね。

この曲は、いつでも心に緊迫した空気を与えます。寝坊して5分以内に出勤しないといけない時、カップ麺食べようと蓋開けたのにポットのお湯が沸いていなかった時、エアコンからゴキブリが出てきた時、高速道路ではちゃめちゃな土砂降りに見舞われてる時など……
(今思いついたシチュエーションを言ってるだけでモノの例えです)
これからも金ローでナウシカやる時にメーヴェとコルベットの戦い流れるシーンが近づいてきたら、「メーヴェとコルベットの戦いくるぞ!」と言いたいですね(?)


4・千と千尋の神隠し
ここから先はさっくり書いていきたいですね。
千と千尋は、私が小学生の頃に劇場でやってたので、2・3回は映画館で観たはずだし、好きでしたね。
子どもの頃にみてたから、やっぱり千(千尋)に感情移入してしまうわけで、なんでこんな辛い苦しい目に遭わせるんだ!!と思いながら、湯屋の中で成長していく千と共鳴して、観終わった頃には、俺は何もしてないのに何か達観した気持ちになるんですね(白目)
あんなにものすごい大冒険をしたのに、最後、両親は何も知らないわけじゃないですか。あの歯痒さは結構ありましたね、子どもながらに(白目)
今となってはそんなもんだとも思うけど、ていうかそもそも、突然街に迷い込んで無銭飲食しはじめる両親も結構ヤバいですが、まあそれは、そういうもんでしょうということで(白目)
何かめちゃくちゃ猛烈に食いまくりたくなる気持ちにさせる何かがあったのでしょう、あの街(あの店)には(白目)

その、大人の両親、大人たちが突然不条理な行動をしはじめる時の、子どもたちの不安とか、あの映画はやっぱり子どもの視点で世界を描くことに長けている映画な気がしますね。
となりのトトロのお父さんとかは、それでも子どもに寄り添ってくれるから、安心感ありますが、千と千尋の大人たちは、湯婆婆なども含め、子どもを理不尽の世界に叩き落としていくから容赦ないですね(白目)
でも、当時それを劇場で観てた子どもたちは、それを自分ごとのように捉えながら、その冒険を楽しんでいたんですよね。マゾだったんかな。いやマゾではない(白目)
そんな理不尽な世界だから、銭婆婆が出てきた時の安心感は、当時すごかった気がしますね。

だいぶ大人になってから、近年金ローでやってた時に改めて観たら、ディティールの美しさと、日本の民俗・信仰をめちゃくちゃリスペクトして取り入れたキャラクター(神様)やオブジェクトのデザインに、大変感動しました。
日本神話の世界というか、神道と日本に息づいている土着信仰の世界を映画の中にうまく組み込んでいる感じ。すごいキッチュなんだけど、露悪的になりすぎないというか、一本筋の通った美しいスタイリッシュさがあるというか。自分でも何言ってるかよくわからなくなってしましたが(白目)
フォロワーが解説してるのみて、ちゃんとこれ元ネタあったんだとか、そういうのに感動したのもありました。あと、銭婆婆のところに会いにいく、海を走る列車のシーンの美しさは素晴らしいですね。

カオナシがやっぱり魅力的な個性的なキャラクターとしてよく言及されますが、まあオタクはみんなカオナシなので、(実際カオナシはそういうモチーフらしいが)俺はカオナシに対して特に何も言うことはないですね(白目)
でも金無限に生み出したいしドンチャン騒ぎさせまくりたいですね。千が名のある川の主(オクサレ様)で稼いだ金1日で全部消費してるんだからやることが派手だね。経済回しまくりですね。(?)

どうでもいいけど、オクサレ様が最初に湯屋に来た時、千に金か何かを渡す時、千の両手にドボドボォって何か汚泥のようなモノを落としていくんだけど、当時発刊されてた絵コンテ集みたいなのに、(そのドボドボと落とされた汚泥が)「う○こ」とかって書かれていて、両手にう○こ受け止めるのは嫌だなあと、小学生当時思ってたんですが……まあ、大人になると、両手でう○こ受け止めるくらいどうってこともなく……大人になると、う○こより汚いモノを両手で受け止めなくてはならない時もあるから……いきなりなんの話だ(白目)


5・ハウルの動く城
書くのマジで疲れたのでここから先は本当にスッパリといきます。(白目)
ハウルは、やっぱり劇場でみました。当時中学生か小学校高学年か。中学生かな。
ファンタジックで魅力的なキャラクターたくさん出てきますが、いきなり戦争はじまるし、えっ戦争て何!?!?てなるし、なんでソフィー城再建したあとにまた破壊してまた再建するの?とか、色々変な展開に子どもながらに変だし急だなとか思ってたんですが、大人になってから観たら、ソフィーの行動に結構理解を示せたしそんなに違和感なく観られたんだよね(白目)
荒地の魔女は、良いキャラクターですね。お婆ちゃんになってからの荒地の魔女の魅力が素晴らしいですね。おとぼけ老人キャラとみせかけて狡猾という。めちゃくちゃカッコいいよね。

当時のことでよく覚えてるのは、当時、インターネットは個人サイト全盛期の時代で、ジブリ作品、特にハウルの同人サイトやイラストサイトというのもたくさん開かれていまして、
中でも印象的だったのは、「同盟」が数多くあったのですね。同盟というのは、ファンサイトの特定のジャンルや嗜好を表明するのに、同じ嗜好の人たちが集まれる同盟サイトを作って、そのバナーを各個人サイトにリンクして共通の同盟に加入する(共通の嗜好を有する)人たちを集めやすくするウェブリングのようなものです。
で、ハウルの動く城の同盟というのは、まずハウルの動く城という作品そのものの同盟というものがあって、他にキャラごとの同盟、カルシファーの同盟とか、荒地の魔女の同盟とか、マルクルの同盟とかあって、
ハウルというのはキムタクだしイケメンで大変な人気キャラでしたから、ハウルの同盟と、子どもの時のハウルの同盟と、金髪のハウルの同盟と、ソフィーが石鹸いじったせいで髪の毛が赤く変色した時のハウルの同盟とか、そのあとショックで髪が青く変色した時のハウルの同盟とか、それらの赤・黄・青のそれぞれのハウルの髪色を愛する「ハウル信号機同盟」とか、ハウルの髪色がショックで赤から青(黒)に変色する時に一瞬だけ映る緑髪のハウルの同盟とか、粘液を出しながらドロドロになったハウルがソフィーに引きづられる時に一瞬映るハウルの半ケツ(尻)を愛する「ハウル半ケツ同盟」とか、それはもう多種多様の同盟があったのでした(ここまでほぼ1つのシーンだけでここまでの同盟が作られてる)
他にもキャラカップリング毎の同盟とか、映画後半のハウル・ソフィー・カブ・マルクル・ヒン・カルシファーのファミリー的構成になったハウル陣営を愛する「ハウル一家同盟」とか、まあ色々あったのです(白目)

それらを観てた時、俺はこれがいつまでも続く当たり前の光景になると思っていた。ジブリの新作が発表されるたびに、これからもこうして同盟が作られて、豊かな個人ファンサイトの文化が華開くだろうと……そう思っていたら、なんとそれらの文明は一過性のもので、ポニョの時にもあったのかもしれんけどまあこの時の同盟の勢いというのはハウル公開当時のあの時だけだったと思いますね。
だからそれで覚えてるというのもあるんですが、当時を知る人がいるかわからんけど、まさかこんなところで語られてるとは思いもしないだろうな。でも俺は覚えているぞ……(白目)

あとは、サリマン魔法陣ですね。「サリマンの魔法陣」という曲があって、それがかかるシーンがクソかっこいいので、オススメです(YouTubeに良い動画なかった)(白目)


6・紅の豚
ロマンチックな映画。父親が好きな映画で多分父親はジブリのベスト1に挙げるだろうと思うのですが、まあ自分も好きですが、ここまでに挙げていた作品はそれぞれにエピソードや思い出がデカいので、紅の豚は良い映画ですがそこまでいうほどデカいアレではないですね(白目)
でも観たら結構夢中になって観てしまいますね。特に最後のカーチスとのガチンコバトルは熱いですね。
殴り合いも熱いしオモロいですが、空中戦もめちゃくちゃカッコいいですね。ひねり込みだ!
あとやっぱりマダム・ジーナとポルコ・ロッソの関係が熱いですよね。マダム・ジーナの「どうすれば、あなたに掛けられた魔法を解いてあげられるのかしら」って感じの台詞、現実の世界の中で、この瞬間だけファンタジーになる、しかもこのファンタジー要素の核心は全くわからないまま一言のセリフのみで片付けられるという、これはめちゃくちゃ熱い台詞です。(白目)
あとこの一言だけで、この2人の関係性がめちゃくちゃ濃いモノになる気がして、そういう意味でも大変好きな台詞です。

フィオは、私泳ぐ!と言って、いきなり脱ぐ(白目)
フィオは有能すぎてビビりますね(白目)
しかしいきなり脱ぐフィオもあれだけど、それはともかくポルコは何かと事あるごとに赤面するので、ちょっとウブすぎるんじゃないだろうかと思ってしまいますね(白目)
まあ散々言われてることだろうしそれ含め作品の魅力なんだろうと思うけれども

マンマユート団も、魅力的な悪役ですね。
序盤、幼稚園児を誘拐した時の「仲間外れを作っちゃ可哀想だろうが!」て台詞が好きですね(白目)


7・思い出のマーニー
マーニー、好きなんだよね(白目)
当時劇場でみて、その時から俺は好きだったんだけど、一緒に観た友達は結構ボロクソに言ってて、そんなに悪い映画か?これを良い映画という感性はおかしいのだろうか??と思ったんだけど、なんかネットとかだと結構好きな人もたくさんいて、やっぱ良いよなーて思った(白目)

百合映画というか……百合ではないんだけど、尊いね(白目)
百合抜きにしても、映像が美しすぎるんだよね。宮崎駿・高畑勲両監督以外の監督作品で、これほど美しい背景・アニメーションを描いているジブリ映画はないかもしれない(白目)
あと、物語も好きですね。一夏の淡い思い出というか……ティーンエイジの成長の物語だし、ルーツに関わる物語だし、めちゃくちゃジュブナイルなんですよね(白目)

いや…‥良いんだよな……マーニー(白目)
今思い出したけど、昔マーニーの絵描いてましたね(白目)

あと、回想シーンでマーニーをいじめる(サイロに閉じ込めようとする)メイドのねえや(双子)が可愛いですね(白目)
メイドだし雷鳴って鳥獣戯画みたいなポーズをとるから(白目)

昔撮ったやつ出てきた
そんなに鳥獣戯画っぽくもない……(白目)

8・かぐや姫の物語
風立ちぬと同じ年に公開された、高畑勲監督の遺作。
素晴らしく壮絶な映画でした。映像の美しさが素晴らしい。
かぐや姫の人生を描いているけど、つらみの連続(白目)
かぐや姫が生きることの業と苦しみが描かれ続けている(白目)

そうなんだけど、そんなんで後半になればなるほど辛くなっていく分、序盤のかぐや姫が生まれた直後か幼少期高の頃の、お爺ちゃんが花吹雪の中で舞い踊って喜んでるシーン、そんなんがあった気がするんだけど、あれが尊い(白目)
いや、花吹雪の中で舞い踊って喜んでいたのはかぐや姫だったかもしれない……(白目)
いやどっちもかも……(白目)
とにかくあの満面の笑顔をみると、その後に待ち構えるかぐや姫の辛い生涯を思い返して、胸がギューーーーッと辛くなりますね(白目)

最後は初見の時それはビビりましたね(白目)
え……えええーーーってなった(白目)
あれは今見ても興奮するだろうな(白目)

公開当時は、御門(帝)の顎がTwitterなどでネタにされまくってて、多分今も、帝のアゴがネタにされまくってると思うのですが、帝のアゴを観る映画ではないので(白目)
私がこうすることで喜ばぬ女はいなかった(白目)

しかしアレですね、結構高畑勲監督の、思想的なところがえらく出てる映画だなとも思う(白目)
好きだけどね(白目)
まあ高畑勲監督の作品はみんなそういう雰囲気ある気もする(白目)


9・平成狸合戦ぽんぽこ
これ、今一番改めて観たい映画ですね(白目)
初めて通しでみたの、高校生だかだった気がするんだけど、これも後半に行くにつれてどんどん悲壮になっていく話だったと思うんだけど、今みると当時の世相や描かれてるモチーフやビジュアル的なところも含めて、新しい発見が色々ある気がして(白目)
エンディングの「いつでも誰かが」はめちゃ良い曲ですね(白目)
あと、最後にたぬきが語るのも、熱いですね(白目)


10・もののけ姫
もののけ姫、これも通しで改めて観たい映画かもしれない。というのは多分通しでみたことはあるんですが、結構記憶が飛び飛びなんですよね(白目)
今度金ローでやるし、金ロー通してでも何度かみてると思うけど、通しでみた回数はそんなにないかもしれない(白目)

でもこれ、日本中世史の実像をかなり考証して描いてる映画だと思うし、めちゃ熱いんですよね(白目)
ていうか今調べてたら古代史だと思ってたんだけど中世史頃らしい(白目)
タタラ場(製鉄所)だから古代日本かと思ってた(白目)
物語は基本もののけがいっぱい出てくる和風ファンタジーなノリで進行していく作品なのですが、随所に時代背景みたいなのが表れるのが熱い映画だったと思う……その時代背景を間違えていたけど(白目)

結構シーンで好きなのは色々あるけど、タタリ神に取り憑かれたアシタカとか、クソデカデイダラボッチとか、乙事主とか、血生臭いけど激アツ映画ですね(白目)
デイダラボッチ(でいだらぼう)は、茨城に伝説がたくさんありますね(白目)
栃木にもあります(白目)
エボシ御前も、カッコいい悪役ですね(白目)


11・となりのトトロ
最初トトロが14位に入ってたんだけど、色々考えて11位になった(白目)
なんやかんやで頻繁にみてたし通しで割と覚えてるし(白目)
まあなんか、普通にいい映画なんだよね。千と千尋のところでも言及したけど、トトロのお父さんはマジでいいお父さんだからね(白目)
しかも、考古学者ですからね(白目)
なんか石鏃とか出てきてた気がする(白目)
声が糸井重里だし(白目)

トウモロコシ強奪しようとするヤギとか出てくるし、姉(突撃レーザーの姉)は当時あのヤギが怖かったって言ってたな(白目)
でもヤギって実際あんな感じだからな(白目)
あと田舎の夕暮れ時のさびしそうな風景とか、石碑とか出てくるシーンとかもなかったっけ、そういう感じがいい(白目)
夕暮れ時はさびしそう(白目)

トトロ、ネコバスも良いが、まあこれらの変な生き物は、まだ日本にいるだろうからな(白目)
たぶん(白目)


12・魔女の宅急便
トトロと魔女宅は、僅差というか、どちらも甲乙つけ難いというか、どっちも面白いですね(白目)
しかし魔女宅は好きな人マジで好きなんですが自分もまあ好きは好きだけど死ぬほどマジでめちゃくちゃ好きっていうほどの好きでもないというか(白目)
もちろん良い映画だと思ったし少年少女の成長の物語だしジュブナイルだし目に映る全てのことはメッセージだと思うのですが(白目)
オソノさんが良いよね(白目)

ニシンのパイ頑張って運んだのに嫌がられてショックだよね(白目)
あのシーン……2000年代ごろまでのインターネットだと(それは単に当時俺がみてたインターネットの年齢層が低かっただけかもしれないが)「あの子どもマジむかつく!せっかくキキが頑張って運んだのに!」ていう声が根強く、あの子は大変な嫌われキャラだったのですが、
2010年代以降のTwitterなどでのインターネット言説だと「いやいやいや、ニシンのパイて……そんなん子ども嫌がるの普通だろ!」と、さらには2020年代のインターネット言説だと「祖母から要らないのにいつもパイを贈られて、嫌がってても断れない孫娘も可哀想」みたいな声が多くなって……ていうかこれマジで俺が歳とったからインターネット周りの人の年齢層も上がってるだけかもしれない(白目)
モノの見方で、どっちが正義でどっちが悪になるか、立場の違いなどでこういうものの見え方はだいぶん変わってしまうのですね(白目)
やさしさに包まれてほしいね(白目)

あと黒は女を美しくするそうです(白目)


13・崖の上のポニョ
ポニョは劇場で観ましたね(白目)
ポニョは、めちゃくちゃ変な映画なんですよね。変な映画だし、俺もその変さは好きだけど、嫌いな人も友達にいたので、うーんそう、と(白目)
振り切れてぶっ飛んでる感じはありますね。ソウスケ、ポニョと一緒になることを選ぶんだけど、最後明らかに世界が不穏なんだよね(白目)
車椅子だったお婆ちゃんたち歩いてるし(白目)
完全にファンタジーの世界に振り切ってぶっ飛ばしちゃったっていう、衝撃的な映画です。ポニョの本名、ブリュンヒルデとか言うんですよね、北欧神話のワルキューレの名前がとられている(白目)

当時ポニョはヤバい映画だっていうので、VIPのスレまとめブログとかで考察スレとか紹介されてて、その考察読んで、ポニョってやべー、すげー、こえーってなってました(白目)
でも子ども向けアニメ映画という体裁だったので、子どもの頃に観てたらそんな怖いとも思ってなかったのかもしれない(白目)
俺はこれ観た時にはもう高校とかだったからな(白目)

ポニョもだし、ポニョの妹の声が矢野顕子さんなんですが、ポニョの妹怖いよね。
あと、そうすけとリサがたまご落としたカップ麺食うシーンがあったと思いますが、アレ美味そうだよね(白目)

ポニョ、あとトンネルのシーン怖いよね(白目)
ポンポン船は可愛いし良いよね(白目)
ポニョ13位にしてしまったけど結構好きだし気分で順位変わるかもしれません(白目)

あとポニョで思い出すのは、崖っぷちのエガでしね。

(ポニョ公開当時、27時間テレビだかでやってた江頭2:50の替え歌)


14・耳をすませば
耳をすませば……一応観てるはずなんだが、通しでみたかどうかが結構曖昧なんだよね(白目)

もしかしたらシーン飛び飛びかもしれない……(白目)
しかし耳をすませば、2000年代頃なんかは、リア充爆発しろ!っていうノリで、鬱映画とか言われてて、非モテ男を頃しにかける映画みたいな感じの言説が一般的だったんですが、
そんな映画か??みたいなのは結構あって、友人なんかはアレを魂を振り絞って小説を書く高校生少女のパッションの映画と言うように捉えていて、私からすればそれはコミティアなんですよね。
耳をすませばはコミティアなのかもしれない……

カロリーメイト食いながら徹夜で小説書くシーン、なんか食べものか飲み物か出しながらだかに父親が「戦士の休息か……」みたいなこと言うシーンとか、激アツだよね(曖昧)(白目)
リア充爆発しろ!みたいなインターネット言説も、最近はとんと聞かなくなった気がしますね。これも、やっぱり俺の周りのインターネットの年齢層が上がっただけなんだろうか……(白目)

最後の告白シーンは、熱いですよね(白目)
テンション上がりますね(白目)


15・ゲド戦記
ゲド戦記は、劇場で観ましたが、家族総出で観に行ったのですが、観終わったあと、全員暗い表情で退場して行ったのを覚えています(白目)
あの時のことは忘れない……なんか全員かける言葉がなく、バツが悪そうに俯きながら「……うん……」とか言ってるの。俺だけがそんな感じとかならアレなんだけど、両親きょうだい含めて全員それだったので、一家で映画で失敗するとこうなるんだ……ていう(白目)

でもそんなでも、ゲド戦記、今みると結構面白いかもしれない(白目)
一昨年だかに金ローでゲド戦記やってた時はTwitter結構めちゃ盛り上がってて、「ゲド戦記!ジブリで一番好きな映画です!」って人の声なんかも結構聞いて、ああ、自分よりもっと下の世代の子たちはそうなんだなーとか、俺たちが劇場で暗い表情でスクリーンを後にした時、明るい表情でスクリーンを後にした家族もいたのかもしれない……とか、あとその時金ローで改めてゲド戦記少しだけ観てたんだけど、確かに今みるとちょっと面白いかも……て気もしたんだよね(白目)

その一昨年の金ローの時のゲド戦記では、主人公(アレン)の病みっぷり・厨二病ぷりが可愛くて好きって声が多かった(白目)
今思うとそれはそれでキャラクターとして魅力になるのかもしれんなと(白目)
心を何に喩えよう(白目)



疲れた。11500字も書いていた(白目)
君どうを観て、君どうの感想かける場所ないし、なんかモヤモヤしてたんですが、そんな中で自分の中でのジブリ熱が上がっていったので、これを機に自分の中のジブリ作品をプレイバック総ざらいしてみた次第です。
この中で言及してないものは、観てないやつです。そういえばコクリコ坂とかもみてないな……
観てないやつをいつか観る機会があったら、その時はまたレビューとかも書きたいですね。そして、「君たちはどう生きるか」については、いつかレビューをまとめたいです。
終わりにします。(白目)

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