無職になって消えた意欲の火。
2023年11月4日。
ハワイに行っている友人から、毎日たくさんの写真とメッセージが届く。
お姉さんがハワイに家を買ったので、そこに滞在しながらのんびり観光しているようだ。(そういえば元夫が出ていく1年前に2人で行った。写真を見るのが辛くてほとんど削除してしまったけど取っておくんだったな。←そう思えるようになったと言うことは、この部分の心のダメージは少し回復傾向にあるんだな)
別の友人は音楽家として忙しく仕事をしながら、数年前から突如絵を描き始め、今年は個展を2度開催して画集も出版した。
またある友人は、子育ての傍らタロットを習い始め、今ではかなりの腕前。もう占い師として働けるレベル。
皆それぞれ自分の人生を「生きて」いるのだ。
今朝、トイレに入りながら前回の自分のNoteを何気なく読み見返して、
「つ、つまんね〜〜〜〜〜ッ!!!」
と叫んでのけ反ってしまった。
思わず手にしていた携帯を流してしまいそうになるくらい、なんてつまらん日常なんだ!!
こんな毎日をどんな奴が送っているのだろうと手を洗いながら鏡を見上げると、「えへへ・・どうも・・」と白髪頭のオバタリアンがモゾモゾしていた。
「怪しい奴だな。何者だ?」と問うてみたが返事をしない。
そうだよね、今は何者でもないんだから。
「これでいいのだ」のバカボンパパも、今の私にはこの肯定的なセリフを言うどころか、ちろっと一瞥するだけだろう。
「意識高い系」と言う言葉に反するのは「意識低い系」だろうか。私は白目を剥いた「意識無い系」。
離婚から就活から退職から、すっかり自尊心とやる気は失われた。インディ・ジョーンズが探しに来てくれないかな。
この数日、茫漠とした「これをやろうかな」が頭を擡げ始めたが、果たして来月の家賃も困っているような奴が、何かを始めることなんてできるんだろうか。
機関車が走り始める時のように、ゆっくりとでも車輪を回さねば前進できないと思いつつ、本日事業計画書を記入し始めた。
車輪が重くて全然進まん。
サポートしても良くってよ。