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50代の転職。前職といい加減ご縁を切りたい。

2024年7月7日。
新しい職場に通い始めた。
数日間の感想を一言に集約すると「遠い」。
様々なアクセス方法を試みたがなんら変わりがなく、遠さの内訳には最寄駅から約20分歩くという最後の難関も加わる。
心にずっと、合唱曲「遠い日の歌」が「遠い会社の歌」として男女混声で流れつつ、家と会社を往復する日々である。
『人はただ 風の中を 迷いながら 歩き続ける』

この暑さも相まって、オフィスに到着した時には日の丸の旗を振りかぶって地面に突き刺したくなる達成感。
そのため、吹き出す汗と共に加齢臭を撒き散らさないよう、細心の注意も必要だ。
お化粧は到着時には溶けて流れ落ちているので、もう何も怖くない。
出勤と同時にオババの溶け出した顔を拝むこととなり、私以外の人は恐怖でいっぱいだろうけど。


とはいえ、「遠い」が一番の感想ということは、人間関係については特に問題がなさそうということである。今のところは。

前職では、初対面の挨拶を無視をする人(あれ?と思って3度も挨拶した。3度目にしてやっとわざと無視していることに気がついた)、超絶マウントを繰り出してくる人、仲間はずれを作ることで他者と結束を深めようとする人、自分以外は全員バカだと思っている人、何を言っても全て悪く捉える人、等々、豊かな個性溢れる粒揃いのメンツだったが、初日から全てが露呈していたため裏切られたような感覚には陥らずに済んだ。


先月末、「療養の給付の不支給について」という書類が、振り込み用紙と共に健保協会から届いた。
内容は「保険診療を受けたけれど、この期間は健保の資格喪失により加入期間外だから自腹で払ってね」というものだった。
いや、この期間、退職は申し出ていたけど在職中。この月の末退職で決着がついているところを、会社が15日退職で申請したようだ。

でも数千円の請求だし、面倒が臭すぎるから支払ってしまおうか…と思っていた矢先に、再び調剤薬局分の支払い用紙数千円分が届いた。
そこで健保協会と年金事務所に電話をして相談したところ、本来あるべき申請をしてほしいということで、年金事務所へ「確認請求」やら「申立て」やらすることとなった。

あ〜〜〜〜、めんど。

本日のお昼はガパオにした。
明日の気温も37度台の予想。
半年以上ぐうたらぐうたら、寝そべってお腹をボリボリ掻いていた私が、
猛暑の中毎日1万歩歩くこととなってただただ通勤に精一杯。
早く人様に貢献できるようになりたい。

付き合うまではすごく紳士的で親切だったし、ちょっと名の知れた有名人で安心していたのに、実際は癖のある厄介な男で、別れたつもりがまだ終わっていなかった。
ああなんで私はあんなのと付き合っちゃったんだろう。
なんか変だなと思った時に、すぐ離れるべきだったよね。

そんな感覚と似ている気がするのだが、
はたと気がつけば七夕の日に、縁結びと真逆のストーリーを綴っていた…。


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