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2024/7/7(日) 七夕賞 回顧

福島 芝2000m (右 A) 晴 良

レッドラディエンスが後続に2馬身差をつけての差し切り勝ち。
同馬は重賞初挑戦・初制覇となった。


レース概要

全馬ほぼ揃ったスタートを決める。8ダンディズムがやや出負け。1ノースザワールドは後方から。
9バビットが押してハナを主張。外から15セイウンプラチナ。
離れた好位には内から2レッドランメルト、3ボーンディスウェイ、8ダンディズム、その後ろに7ノッキングポイント、14フェーングロッテン。ここまでで先団集団だが、場群はかなりバラけた形で第1コーナーを迎える。
4レッドラディエンスは離れた後続集団の先頭に位置。
向こう正面に入り隊列は縦長。
逃げる9バビットに1馬身遅れる形で15セイウンプラチナが併せて2番手。
その後ろ3馬身差で3ボーンディスウェイが3番手。2馬身差で2レッドランメルト。2馬身半差で8ダンディズム。2馬身半離れて7ノッキングポイント。
3馬身差14フェーングロッテン。4~5馬身離れて4レッドラディエンス。その内に並ぶ形で12ダンテスビュー。2馬身離れて11キングスパレス。
その後ろに内から6アラタ、10リフレーミング、13グレンガリー。
後方2番手に5カレンルシェルブル、1馬身差最後方に1ノースザワールド。
第3コーナーのカーブを迎えるところで逃げと好位集団との差が縮まり、第4コーナーを迎える頃には逃げ馬のリードが無くなる。
後続集団も進出を開始、4レッドラディエンスが抜群の手応えで外を回る。11キングズパレスはその後ろから。
直線に向き、先頭は僅差で8ダンディズム。内から2レッドランメルトが併せる形。外からそれを上回る勢いの差し脚で4レッドラディエンスが強襲。後続に2馬身の差をつけての1着入線。

ラップ

12.0-10.7-10.9-11.6-12.1-112.1-11.9-12.3-12.2-12.1
33.6-36.6 1:57.9 Hペース

七夕賞過去10年ラップ比較

1000m通過が57.3秒と過去10年で最も速い、超ハイペース、タフな消耗戦。

各馬短評

1着・レッドラディエンス

五分のスタートから押して行かずに後方から。
離れた後続集団の先頭で追走。4コーナーを迎える頃には進出を開始し大外を選択。
前崩れの超ハイペース展開を読んでか、鞍上の位置取りが完璧。
展開に恵まれ、着差ほどは評価できず。

2着・キングズパレス

雑感で挙げたように、やはり右回りが課題か。
鞍上のコメントではハイペースを苦にしてとあるが1着馬との位置取りの差がそのまま着順となった形。レッドラディエンスとは若干反応の差もあり。

3着・ノッキングポイント

五分のスタートから先団には取りつかず、離れた中団に位置。
勝ち馬に劣る脚色で前が崩れての展開利で恵まれた印象。

4着・ダンディズム

一番強い競馬をしていたのがこの馬。
いつも通りの若干の出負けから押して前目に行く形が裏目に。
従来の控えて終いを生かす形ならまた違ったのではないか。
ハイペース追走の4着、負けて強しの内容で評価。

5着・リフレーミング

4コーナーあたりで外からカレンルシェルブルに蓋をされてしまい、仕掛けが遅れる形。
終いの脚はは上位2頭に迫るものの、位置取りが厳しくもう一段前で進めたかった。

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