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御言葉の黙想 詩編119編84節 2024年7月15日

本文:
あなたの僕の日数はどれほどですか。/私に迫り来る者らに、いつ裁きを下すのですか。

黙想:
詩編119編はヘブライ語のアルファベット順で歌われた詩歌である。81節から88節はヘブライ語アルファベットのカフから始まる詩歌である。

119編全体の特徴は主の律法(119,1)、主の定め(119,2)、主の道(119,3)、主の諭し(119,4)、主の掟(119,5)、主の戒め(119,6)、主の裁き(119,7)、主の言葉(119,9)と多様に表現されている「主の御言葉」がテーマになっている。

その中でもカフの詩(119,81-88)の特徴は、主の裁きへの渇望である。主の言葉は、主の口から出る(119,88)。主の言葉は現実を創る(創世記1,3.ヨハネによる福音書1,3)。
しかし、言葉が速やかに実現しないので、心が苦しく絶え入りそうになる(119,81)。敵は迫ってきている(119,84)。敵は私を罠にかけて亡き者にしようと企んでいる(119,85.119,87)。
しかし、イサクを得るためには待たねばならない。農家が実がなるのを待つように、主の時が来るのを待ち望む。それが信仰である。
私は主を信頼して待つ(119,87)。主の来られる日は近い(ヤコブ5,7-8)。

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