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御言葉の黙想 サムエル記下22章16節ー18節 2024年6月30日

本文:
主の叱咤、主の怒りの息吹によって/海の底が現れ、世界の基があらわになった。
主は高みから手を差し伸べて私をつかみ/大水から引き上げる。
力ある敵と私を憎む者から/主は私を助け出す。/彼らが私より強かったからだ。

黙想:
ダビデは、あらゆる敵から救われたことを通して、神を賛美している。総じて詩編18編と同様の内容になっている。
人生は強い者が勝つのではない。主に愛された者が勝つ(22,20)。ダビデは数々の戦闘経験を通して、このことを熟知している。
ダビデが主に助けを求めると、主はケルブに乗って颯爽と現れる。そして、押し寄せる死と滅びの大水より(22,5)、ご自分を礼拝する者を救い出される(22,17)。
人は自分の力を頼り、他人を攻撃する。強い者にはへつらうが、弱い者には容赦しない。しかし、主は傲慢な者を滅ぼし、弱者を保護される(箴言15,25、詩編10,14.116、6)。
主が叱られると海の底があらわになる。その日に我々は、世界を支える基礎を目撃することになるだろう(22,16)。

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