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T.T彩たまは何故大苦戦!?Tリーグ2020-2021シーズンを振り返る

卓球Tリーグの2020-2021シーズンは「琉球アスティーダ」の勝利で幕を閉じました。

一方、私の推しチームである「T.T彩たま」は、首位の琉球アスティーダとは勝ち点で倍以上の差をつけられ、最下位に沈んでしまいました。

結果だけ見れば他チームに完敗ですが、私としては「正直よくこの戦力でここまで戦ってくれたよ...」と言う思いがしています。

チームの戦力差を比較するために、試合に出場するメンバー5名の「2018年以降の最高世界ランク」から、チームの戦力を数値化してみました。

計算式としては「10000 / (5名の選手の、2018年以降の最高世界ランクの合計)」と言う、割と乱暴なものです。数値が高いほど、実績のある選手が多い、と言うことになります。乱暴な計算ですが、実際計算してみると、厳しい現実が炙り出されてきました。

2020-2021シーズン当初の、想定されたスタメンは以下のメンバーでした。

ピッチフォード(15位)
ジオニス(35位)
松平健太(10位)
イム ジョンフン(16位)
チョ スンミン(40位)

このメンバーから計算されたスコアは「86.2」になります。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、海外選手はチームに合流することができず、実際はこちらのメンバーで戦いました。

曽根 翔(205位)
篠塚 大登(261位)
神 巧也(44位)
英田 理志(597位)
松平健太(10位)

このメンバーから計算されたスコアは「9.0」になります。

ちなみに、同じ計算を優勝した琉球アスティーダに適用してみます。

吉村 真晴(20位)
木造 勇人(65位)
吉村 和弘(34位)
戸上 隼輔 (105位)
宇田 幸矢(35位)

琉球のメンバーから計算されたスコアは「38.6」でした。

つまり、T.T彩たまは、実績のある海外選手を集めることに成功し、戦力的には充実していたと思われましたが、実際には圧倒的に厳しい戦力で戦わざるを得なかった、と言うことになるのです。

そんな中でも、「曽根 翔・篠塚 大登ペア」がペストペア賞を受賞するなど、若手の成長が目立ったのは収穫でしょう。

来シーズンこそは、T.T彩たまの巻き返しを期待したいところです。


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